じゃらじゃらフォトセラ

箕面の身近な光景、草木や花の造形、神戸・京都などのんびり散歩しています。ゆったりカフェ気分でフォトセラピー(^o^)

『ダ・ヴィンチ・コード』観てきた

2006-05-23 | 【 映画の話 】
世界で話題になっているという『ダ・ヴィンチ・コード』。
世界中でベストセラーの小説が原作だが、映画の方も超記録的ヒットらしい。

全世界の、公開直後の週末3日間でのチケット売上高が2億2400万ドル(約250億円)
(公表:米エキジビターリレーションズ社)

これは昨年5月の『スター・ウォーズエピソード3/シスの復讐』に次ぎ史上2位の好成績だそうな。
因みに『スターウォーズ3~』は2億5200万ドル。


また、映画の興行収入を調べている情報サイト「ボックスオフィス・モジョ」によると、
公開後、米国を除く世界市場で推定1億4700万ドルを売り上げたと。
封切直後の額としては同市場で歴代1位になったという。(これまでの1位は『スター・ウォーズ3~』)


題材が題材なだけに、世界中で良くも悪くも話題となり、注目された結果なのかな。

観た者の感想としては・・・・

キリスト(教)関係の話しだが、その注目、批判に相当するような絡め方ではなく、
あくまでも題材、シチュエーション的なものとしての取り扱いとして観たので
(その見方そのものが冒涜と言われるのかもしれないけどね)内容がどうの、テーマがどうのというより、
なによりも、「よう 売ったなあ。。」っていうのが一番の感想になっちゃったかな。

因みにあらゆる書籍の中での最大のベストセラーは聖書だそうだから、
興行的に見れば“あやかり商法”として大成功なんじゃないかな、なんて。

こんなことを書いてる自分も冒涜的だと言われるのかもしれないけど
この映画について書いてる時点でそれは覚悟しなきゃね。
(この映画に不愉快な思いを持ってる人はこの先読まないで下さいね)

さて、映画本編の話しに戻って。


うーん。。。。

ちょっと前知識入れすぎたかな。。。って感じ。
実は先日TVで「ダ・ヴィンチ・コード」の謎についてやってたのを見てた。

この映画(小説)の最大の見せ場がその事件に潜む“謎”であり、
謎解きなワケだから、それを事前に見てると、驚きが半減してしまう。
小説で知ってる場合には、映画の方が映像的な処理が凄いので
むしろ鮮やかに表現されてて喜ばしいのかもしれないけど。

ちょい、熱が冷めたかなって感じ。元々、“謎”とか大好きなんだけどね。
“謎”にもそれが解けた時にも、なんか“熱さ”に欠けてる気がしてさ。

映画のもつメッセージとしての力も少し薄いかなあ。
淡々としすぎて(当たり障りなくって感じ?)。
結局、何を信じるのかはその人次第って。
その先に続く、こみ上げてくるものみたいなものがね。薄い。

映像表現はもの凄いんだけどね。


因みに、監督 ロン・ハワード
この監督の映画は今まで見て好きなものもいくつかあった。

『コクーン』での“宇宙観”みたいなものは、とても好きだったし、
すごく情緒的に熱いものがあったと思う。

『スプラッシュ』、『バックドラフト』、
『遥かなる大地へ』にしても、『アポロ13』にしても。
『ビューティフル・マインド』にしてもやはり、なにか熱いものが感じられたんだけど。

ヘンに原作や題材を意識しすぎちゃったのかなあ。。。
興味引かれる題材だから、いつもの描き方をして欲しかったな、なんて思った。

“客観視”なんてできないのかな。宗教観がジャマして。

なんか、素直に感じたのは「もったいない」って感覚だったなあ。
(あるいは“ものたりない”か・・・?)


なんだか、期待度からするとイマイチかな。


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ロン・ハワード監督作品

・ ダ・ヴィンチ・コード(2006)
・ シンデレラマン(2005)
・ ミッシング(2003)
・ ビューティフル・マインド(2001)
・ グリンチ(2000)
・ エドtv(1998)
・ 身代金(1996)
・ アポロ13(1995)
・ ザ・ペーパー(1994)
・ 遥かなる大地へ(1992)
・ バックドラフト(1991)
・ バックマン家の人々(1989)
・ ウィロー(1988)
・ ガン・ホー(1986)
・ コクーン(1985)
・ スプラッシュ(1984)
・ ラブ IN ニューヨーク(1982)










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2 コメント

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いいですねえ (のらりくらり)
2006-05-23 23:11:01
「ダヴィンチ・コード」観られたんですね?いいですねえ。私も是非観にいきたいです!



監督ロン・ハワードさんの作品「ビューティフル・マインド」を先日レンタルで観ましたが、とても良かったです。



ラッセルクロウも個人的に好きな俳優さんです。「LAコンフィデンシャル」で好きになりました。



話は戻って「ダビンチ~」ですが、この本は実は下巻の半分まで読んだところで、しばらく読めなくなり、内容を忘れてしまい、映画を待っていました。でも、やっぱり本もここまできたら読んでおくべきですかねえ?
返信する
本が元版 (ottso)
2006-05-24 00:48:26
こんばんは。

そうですねえ・・・自分は映画から先に観たので、なんとも言えないけど、本が元版なら、読んでおいたら何かと比較するにもいいのかもしれないですよね。
返信する

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