今までで、最も好きな映画といったら、まず筆頭に上がるのがこれ。
『明日に向かって撃て!』
ポール・ニューマンはもう、オレにとって神様みたいな存在だったなあ。ロバート・レッドフォードは永遠の憧れ。
後のレッドフォードは単に二枚目的なんが多くなって面白くないけど。
この『明日に向かって撃て!』のレッドフォードはカッコよかったよね。お茶目やしね。
アニメのルパン三世の次元大介のモデルはこの人でしょ。
実在のギャング、サンダンス・キッドではなく、演じたレッドフォードがモデルでしょ。前に原作のモンキー・パンチがそう言ってた気がする。とにかく、カッコイイ。ガンマンの鏡みたいな感じ?
原題が『Butch Cassidy and the Sundance Kid』といって、実在のギャングがモデル。レッドフォード演じたのは銃が得意のサンダンス・キッド。
この映画で大成功した彼は、自らの長い下積みの経験から、若手の育成に力を貸すという目的でサンダンス・インスティテュートを設立。
そして彼は映画祭で新しい映画人の発掘に尽力している。それが今では有名なサンダンス映画祭なワケだけど、この役から名前を付けたんだよね。
それほど、レッドフォード自身にも愛着のある映画だったんだろうなあ。。。この映画の雰囲気がめっちゃ好き。
二人の掛け合い、女子が一人入るんだけど微妙な三角関係の間柄。
ピンチになっても、ジョークを欠かさないブッチの強がり。
ラストのセピアのストップモーションの大きなポスターをずっと部屋に貼ってたっけなあ。
あのラスト、追い詰められて、後がないのにまだ軽口叩いてるブッチとサンダンス・キッドがめちゃカッコよくて、切ないんよねえ。
この映画と「雨に濡れても」の曲のこと思い出すと、ホンマ涙出てくる。
ポール・ニューマンはホントに好きな俳優の第一位。
彼は映画も面白いのが多いし、役のキャラも好きなのが多い。反骨精神のアバンギャルドってのが多いんよね。
『暴力脱獄』とか『スクープ/悪意の不在』とかが好き。
『熱いトタン屋根の猫』見た時は初めて劇場で涙流した。家でビデオ見た時は、涙通り越して嗚咽になってた(笑)
ポール・ニューマンは、俳優としても好きだけど、聞こえてくる彼個人の人間的な部分も好きだな。
もっとたくさん映画残して欲しかった一人だなあ。。。
ところで、どうして急にこんな話題?ってことだけど。
ウワサに聞いたんだけど。
リメイクされるらしいね。
非常に複雑な心境。大好きな映画やからねえ。。。。
オレの青春そのものの映画だから。
どうも、製作側にいるのがトム・クルーズで、彼がサンダンスを演り、ポール・ニューマンが演じたブッチをジョン・トラボルタにするって。
どちらも好きな俳優だから、いいんだけど、微妙やなあ。。。。
ポールもレッドフォードも『明日に~』演じたとき、めちゃめちゃカッコよかったで。
今のトムくんでもちょっと年とりすぎじゃないの?
トラボルタに至っては、もうオッサンやんね・・・・この前、『団塊ボーイズ - WILD HOGS 』観たけど・・・・ふつうにオッサンやったで。。。
大丈夫なん?ポール・ニューマンの役。
汚さないでよ~?。。。。トラボルタくん頼むで。