ご希望②

こんにちは　ヘルパーの池田です

先ほどのアップした記事の続きです

ご希望のおまんじゅうの時間です

久々の水分以外の固形物なので、慎重に慎重に

水分であんこを溶いて少量から始めました

”食べられて2口程度かな”と予想していましたが「もっと食べたい」と最終的に5口程召し上がりました

口腔内の乾燥もあり、味覚低下があるかもしれないので、ご本人が思ったようなお味ではなかったかもしれません

（こんな味だったかな？というような表情をされたようにも見えたもので）

でもなんだか満足そうなお顔をされていました

「明日もあんこ食べてみようか」と、声をかけると

『うん』と、小さな声でしたが、意志のあるお返事してくださいました

yes・noははっきりされている方なので

「楽しみにしていてくださいね。また明日の朝に来ますね」と退室

『明日も天気は良いようですよ』と、ラジオの情報はしっかり聞かれ、日々訪問するヘルパーの道中を案じてくださいました

ご希望

ヘルパーの関です。

『最後までご自宅で…』を選択された方がいます。

固形物を口にしなくなり数か月、

飲める水分も日に日に減り、

一口、二口、頑張って三口…やっと飲んでいます。

今日『甘いものが食べたい』と希望がありました。

「何が食べたい？」と聞くと

『おまんじゅう』と小さな声で返事がありました。

暫く食べていないので食べられるか？

でもこの希望叶えてあげたい…。

元気な時に買った事もある、黒糖饅頭（こしあん）買いました。

こしあんだから餡の部分だけ少しでも食べられないか、と思って。

”一口でも味わえることができるように”願って

午後のヘルパーに託します。