二式大艇 の飛行に本日成功した。
振り返れば長い道のりだった。
2005年1月にプラモデルを購入し、各寸法をチェックし、雑誌等の簡単図面と比較しながら図面を完成させたのは3月終わり。
材料をボチボチ買い集め、各部品を切り出し開始し6月下旬にほぼ必要材料を準備した。
7月始めから組み立て開始し、2006年12月頃塗装を含めた機体が一応完成した。
此処までは順調だったがコレからが失敗の連続。
エンジンパワー不足対策、尾翼改造、補助フロート改造、チャイン改造、重心位置修正、等々飛行テストを行うたびに新たな難題が発生し、その都度時間をかけて解決してきた。
問題を解決するたびに今度は大丈夫と思ってトライするもその度に期待を裏切られ、この間約2年10ヶ月を要した。
今回の改造(尾翼やフロート)で、思い当たる箇所は全て解決したので、実のところ打つ手なしの状態になっていた。
そんな背水の陣で望んだ飛行テスト。
広島と岩国の仲間が見守る中、4発独特の共鳴音を残し、湖面を滑走し静かに離水した機体は秋空に見事吸い込まれた。
写真は間に合わないので本日は文だけにとどめた。
後日できれば動画を楽しみたい。