朝日新聞が8月5日に掲載した誤りを認めた記事に関し、その文の各所に疑問を抱いたので、その段落ごとに小生なりの検証をしていくことにした。
青字の部分は朝日の記事で、茶色の部分は小生の意見である。
慰安婦問題の本質 直視を 編集担当 杉浦信之
日韓関係はかってないほど冷え込んでいます。混迷の色を濃くしている理由の一つが慰安婦問題をめぐる両国の溝です。
他人事のように言ってもらっては困る。
そもそも溝の出来た理由は吉田清治と朝日のかかわりにあるのだから
この問題は1990年代初めにクローズアップされ、元慰安婦が名乗り出たのをきっかけに議論や研究が進みました。
クローズアップされたのでなく、吉田清治がうそを書き朝日がそれを応援したからで、自分たちがクローズアップしたのではないか。
人のせいにすり替えるのは卑劣な行為である。
戦争の時代に、軍の関与の下でアジア各地に慰安所が作られ、女性の尊厳と名誉が深く傷つけられた実態が次第に明らかになりました。
「軍の関与の下」は慰安所や慰安婦のすべての管理を軍が行ったように解釈されるので表現が適当でない。
さらにそのような女性もいただろうが大半は自分から志願したので傷つけられたは言い過ぎである。
むしろ喜んでいたのも少なからずいたはずであり、すべての女性が尊厳を傷つけられたと取られるような言い回しは正しくない。
それから20年余り、日本軍の関与を認めて謝罪した「河野談話」の見直しなどの動きが韓国内の反発を招いています。
河野談話の存在する理由は朝日の捏造記事に由来するのである。
朝日の捏造がなければ河野談話なんかは存在しえなかったのである。
すなわち見直しの必要なんか全く必要なかったのである。
韓国側も、日本政府が示してきた反省やお詫びの気持ちを受け入れず、かたくなな態度を崩そうとしません。
20年にわたり日本の主要メディアの朝日が慰安婦寄りの、韓国世寄りの主張を繰り返すので、韓国も慰安婦もその気になっただけである。
その捏造に韓国の反日が相乗りし反日の気勢を上げただけのものである。
相手を非難する技にかけては、彼の国民は他の民族に比べ非常に秀でている。
すなわち自分のことは棚に上げ、相手の非のみ攻撃することになんの後ろめたさも感じないという便利な性格を生まれながらにして持ち合わせているからである。
慰安婦問題が政治問題化する中で、安倍政権は河野談話の作成過程を検証し報告書を6月に発表しました。
政治問題にしたのは韓国のパクおよび反日たちである。
河野談話の検証をしたのがいけないような表現だが、なぜ悪いのか。
政府の国民を思う至極まっとうな行いである。
韓国目線に立っての主張には納得しかねる。
一部の論壇やネット上には、「慰安婦問題は朝日新聞の捏造だ」といういわれなき批判が起きています。しかも。元慰安婦の記事を書いた元朝日新聞記者が、名指しで中傷される事態になっています。読者の皆様からは、「本当か」[なぜ反論しない]と問い合わせが寄せられるようになりました。
これを捏造と言わずして何というのか。
意図して書き上げたものであることは明々白々である。
朝日が早めに修正記事を書けば記者の被害もなかっただろうに、いくら指摘されてもかたくなに謝罪の気持ちを表さなかったため、真実を記者に正そうとした国民の自然発生的な行いである。
「なぜ反論しない」の問いかけは読者も朝日の言ったことが正しいと思っているからで、問い合わせ自体も正しいのである。
早い時期に反論または謝罪をすべきであったのだがそれをしなかった朝日の態度に読者は行動を起こしたものである。
最近読者の減少が顕著ということであるが、これを機にどちらに向くかあらまし想像できる。
たちは慰安婦問題の報道を振り返り、今日と明日の紙面で特集します。読者への説明責任を果たすことが、未来に向けた議論を始める一歩となると考えるからです。97年3月にも慰安婦問題の特集をしましたが、その後の研究の成果も踏まえて論点を整理しました。
慰安婦問題に光が当たり始めた90年代初め、研究は進んでいませんでした。私たちは元慰安婦の証言や少ない資料を基に記事を書き続けました。そうして報じた記事の一部に、事実関係の誤りがあったことがわかりました。問題の全体像がわからない段階で起きた誤りですが、裏付け取材が不十分だった点は反省します。
資料が少なかったから誤ったのか? そのように書きたいという強い意志があれば誤りを承知で、想像で書いたのだ。
言い換えれば捏造である。
誤りがわかったのはいつなのか。
ここは非常に大事なとこで、さっと聞き流すわけにはいかない。
もし早い時期に朝日が今日のように誤りを正し、さらに謝罪していれば、吉田の主張が独り歩きせず、問題も大きくなることはなかったのである。
誤りがわかった日時をぜひ公表すべきである。
似たような誤りは当時、国内の他のメディアや韓国メディアの記事にもありました。そもそもこの誤りは朝日が最初に流して、他のメディアがそれに追随したもので、発信元は自分であることを隠してはいけない。
さらに、よそが誤っているのだから朝日も誤っていいという論法はこの件に関し成立しない。
なぜなら橋下氏の慰安婦発言に関し、朝日がとった態度に相反するからである。
橋下氏は「他の国も同じことをしているのに日本だけなぜ批判されるのか」と主張したが、朝日はこれに対し何と反論したのかよく思い出してもらいたい。
最近のことである。まさか忘れたわけではないだろう。
こうした一部の不正確な報道が、慰安婦問題の理解を混乱させている、との指摘もあります。
正しい指摘である。
不正確な報道は朝日の不始末であり、これが混乱のトリガーとなったのは確実で、
全て朝日の責任である。
しかし、そのことを理由とした「慰安婦問題は捏造」という主張や「元慰安婦に謝る必要はない」といった議論には決して同意できません。
ここは明らかな論点のすり替え部分である。
捏造と理解されるのは、誤りを指摘されたにもかかわらず、長い間まったく検証せず、誤りを主張し続けたからである。
確固とした意志の下にある目的のために記事を書き続けたのを捏造と言わずして何というのか。
論点のすり替えは卑怯極まりない行為で決して看過できない。
もし朝日が誤りを指摘された時から遅くない時期に誤りを正していれば、単にお粗末な誤りと理解されただろう。
スクープが欲しい軽薄な記者が存在する軽薄な新聞とみられたとしてもその方が朝日にとっては傷が浅かったのではと残念に思う。
おおもとの捏造がなければ「捏造」だの「謝る必要はない」などの議論は発生しなかったもので、論点のすり替えと言わざるを得ない。
被害者を「売春婦」などと貶めることで自国の名誉を守ろうとする一部の論調が、日韓両国のナショナリズムを刺激し、問題をこじらせる原因を作っているからです。見たくない過去から目を背け、感情的対立をあおる内向きの言論が広がっていることを危惧します。
何度も言うが、朝日の煽りがなければ韓国の反日も、それに対する日本のナショナリズムの目覚めも 何も起こらなかったのである。
火をつけた張本人が危惧するとは片腹痛い。
もし朝日が火消しに走るならまさにこれがマッチポンプである。
戦時中、日本軍兵士らの性の相手を強いられた女性がいた事実を消すことはできません。
何人かはいただろうが大半は強いられていないのである。
慰安婦として自由を奪われ、女性としての尊厳を踏みにじられたことが問題の本質なのです。
自由を奪われたのはごく一部で、多くは慰安婦を謳歌していたとの報もある。
戦後、アメリカの記者が聞き取り調査をした際 境遇はよかったと話していたというではないか。
問題の本質は朝日が間違いを早い時期に公表し謝罪しなかったことである。
この項にも論点のすり替えがある。
90年代、ボスニア紛争での民兵による強姦事件に国際社会の注目が集まりました。戦時下での女性に対する性暴力をどう考えるかということは、今では国際的に女性の人権問題ととらえられています。慰安婦問題はこうした今日的なテーマにもつながるのです。
何処の国の慰安婦問題なのか。
軍と慰安婦の関係は世界中に存在することを知るべきである。
もし、朝日の誤報なかりせば日本には慰安婦問題は存在しなかったのである。
慰安婦の存在と、慰安婦問題の存在は全く別物である。
「過去の歴史を直視し、正しくこれを後世に伝えるとともに、いわれなき暴力など女性の名誉と尊厳にかかわる諸問題にも積極的に取り組んでいかなければならないと考えております」
官民一体で作られた「アジア女性基金」が元慰安婦に償い金を渡す際、歴代首相はこんな一説も記した手紙を添えました。
歴史認識をめぐる対立を超え、和解へ向けて歩みを進めようとする政治の意思を感じます。
来年は戦後70年、日韓国交正常化50年の節目を迎えますが、東アジアの安全保障環境は不安定さを増しています。隣国と未来志向の安定した関係を築くには慰安婦問題は避けて通れない課題の一つです。私たちはこれからも変わらない姿勢でこの問題を報じ続けていきます。
ここで完璧に論点をすり替えている。
この記事は誤りを認めたために書いたもので、ただ謝るだけならこの項は不要である。
後日、改めて記せばよいものをあえて文の最後に追加し読者の目をそらしている。
子供だましの、程度の低い手法と言わざるを得ない。
この部分は後日きっと問題提起され、朝日は再度釈明の時を持たなければならなくだろう。
そして、今我々国民と国家を貶めているこの慰安婦問題は自然消滅するはずである。
理由は、
① 朝日の誤りで強制連行は存在しなかったことが判明したので韓国の日本に対する攻撃の根拠がなくなった
② 韓国のアメリカ村勤務者(慰安婦)が韓国政府に補償を求めだしたこと。
この数は2万とも3万ともいわれ、存命者も多数になるがため韓国政府は火消しに走らざるを得なくなる。
慰安婦ということで日本を攻撃できなくなるのである。
小生は以前から言っていたまさに上を向いて唾を吐くが実現したのである。
③ 韓国国内の識者(朴裕海、呉善花 等)から異論が発表されたこと。
この件に関しては後日記すことにする。
終わりに
朝日は誤りを発表しても国民に、そして国に謝罪してはいない。
巧みに論点をすり替え、他社もやっていたと開き直っている。
事ここに至って盗人猛々しいとはまさにこのことである。
朝日が多くの日本人にどれだけ不快な思いを起こさせたのかよく検証してもらいたい。
意を同じくする国民が朝日を告訴することだって可能ということを知るべきである。
その前に国会招致があるかもしれない。
今後は国民も朝日の姿勢に注目する頻度が増えると予想されるので、心して記事を書いてもらいたい。
最大メディアのプライドをかけて、
私事ではあるが朝日の購読を長年続けていてよかったと思う。
遅かったといわれるかもしれないが朝日の本性をはっきりと確認できたから。
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