チャーリーの青空トーク

60を過ぎた頑固ジジイが、ライフワークの「姓名判断」と「幸福に生きるには」を勝手に語るブログ。

日本がおかしなことになっている?

2011-09-10 22:14:10 | 原発事故

今日で半年が過ぎましたが福島の原発事故は終息の兆しが見えませんね。 

これは、今回の福島第一原発の事故が世界が未だに経験していないほどの酷い原発事故だと言う事の証だと思い
ます。  

チャーリーは今、主にCNN,Fox Newsこの2つのチャンネルでニュースを見ていますが、震災直後に比べ殆ど原発
事故の報道は確かに少なくなりました。現在の情報源は主にネットニュース、個人のブログ情報なのです。 
特に次のサイトは必ずチェックしています。

カレイドスコープ(ダンディ・ハリマオさん)   http://kaleido11.blog111.fc2.com/ 

カレイドスコープの中で9月7日にアップしている。「隠されて来た大量のプルトニューム放出!」 この記事
には驚愕しました。 以前から、政府の原発事故に対する対応はどうかしている? と疑問を持っていました。
特に、年間被爆許容量の引き上げ、避難区域の設定。 地元、福島県の対応は論外です。 双方とも自国民を危険
から守ろうとしていません。

チャーリーが海外に移住を決断した理由は幾つか有ります。 以前にもこのブログで触れました子供の教育。
それとチャーリーの出身地が浜岡原発から直線で150kmほどのところで、東海地震の想定域に近い場所でした。
そんなわけで日本で生活している時から、どうにかしなくてはと思っておりました。 兎に角、浜岡が地震で被害
を受けたらどうなってしまうのか? 当時から色んなサイトの情報で得たシュミレーションから導いた結論は、被
害を受けてから行動するのでは遅すぎると・・・。 

チャーリーが思っていたことが浜岡で起きずに、今回の福島で起きてしまいました。 それも、1号機から3号機の
3つの原子炉が大きなダメージを受け、放射線を出し続けています。 また、4号機は使用済み核燃料がプールに保
管状態だったということですが、やはり水素爆発でこれまた大きなダメージを受けています。 別棟にある、使用済
み核燃料プールはどうなっているのでしょう? ここも通常の状態ではないことが想像できます。


放射線は臭いも無ければ、色もついていません。 ですから、自分の周りが放射能で汚染されていてもそれを認識
する事は非常に難しい事です。 しかし確実に人体を蝕みます。 人の体の中でどの様な事が起こるかは、私は医
者でも無ければ、専門家でもないので私の話を信じるかどうかはそれぞれでご判断いただかなければなりませんが
染色体破壊が起こると言う事を、東京大学アイソトープセンターの児玉先生が仰っておりました。

解り易く言うと、人間は自分の持つ染色体情報を元に細胞のコピーを造りながら、臓器をはじめ骨格、皮膚、などの
器官を形成しトータル的に一個の肉体を造って行きます。 が、被爆してしまうと、染色体がコピーを作って増えて
いく過程で放射線の攻撃を受け、通常なコピーが出来なくなってしまい、そこから様々な癌や、臓器不全、免疫不全
などの疾病が表に出てきてしまう。 そうです、言い換えれば自分の肉体を維持できなくなると言う事です。


特に、母親のおなかの中の胎児、生まれたばかりの赤ちゃんや子供は細胞の活動が活発で、大人の何倍もの速度で
新しい細胞のコピーを造りながら成長していきます。 その速度が早いと言う事は、大人の何倍もの量の細胞が分裂
コピーを繰り返し、それに比例して、放射線の攻撃に対しダメージを受け易くなります。 ですから、胎児や乳幼児
子供を放射線から守らなくてはならないのですが・・・。 考えただけで、恐ろしい事が待ち受けています、確実に
それはやってきます。 

その事を解っていながら、人の命を守ろうとしない政府・官僚・マスコミはどうなっているのでしょう? 何故、あ
たり前のことをしないのでしょうか? おかしな国になってしまっています。 

異常です。 危険な空間に人を放置しているのです。 しかも、情報を隠蔽して・・・。 

放射線から身を守る方法は、放射線の無いところに身を置くしかないのです。 命を大切にしてください。
赤ちゃん・子供達、若者達の将来が有るように、大人は行動してください。

遠くに親戚が居れば、子供達をそこに疎開させてください。 家族で汚染されている街から離れる事が出来るなら
行動してください。 汚染地域では、・動産・不動産の財産は無きに等しくなります。 その事は東電も政府も自治体も
誰も口に出して言いませんが、確実です。 

そんな物より、命を守ってください。 自分と家族の・・・。 そして、友人・隣人の・・・。

今回の福島の事故は、原子炉が3機壊れてしまいました。 それと同時に使用積み核燃料も。
1986年チェルノブイリは1機の原子炉が破壊され、周辺は今でも人が住めない状態です。
福島は3機の原子炉です。単純に比較は出来ませんが、3倍の被害・汚染が広がると思ってもいいかもしれません。
三次元的な思考で考えるならば 3X3で9倍に被害が広がるかもしれません。


チャーリーと家族は、幸運にも福島第一原発事故の放射線の影響が大変少ない所(全く無いとは言い切れない)に住ん
でいます。だから、この事故に関してはそれほど身の危険をまだ感じていません。 しかし、海外から見ていると
余計な情報が入らない分、より事故の悲惨さ事の重大さが浮き彫りになって見えます。


一国も早い終息を願いつつも、それは不可能でしょう。 放射性物質のパンドラの箱を開けてしまった今、京都大学の
小出教授が言うように、3・11以降世界が変わってしまったのです。  放射性物質は人間の技術では簡単に取り扱
えないのです。 その暴走が一度始まったら・・・。

放射能汚染区域の方々に大きな声で言います、早く家族と共にぐっすり眠れる夜をはやく手に入れてください。
それには、放射能汚染の区域から出る事です。 また、そこには戻れないでしょうが、それが唯一最良の方法です。 


チャーリー   




















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