三休ブログ

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座禅の会

2008-06-28 15:26:56 | 座禅

6月28日 午前7時 今日は、本寿院座禅の会です。

朝早くから20~30代の若者が集まり、みんなで座禅を組みます。

今回、はじめての方が多く、先日全国放送のテレビ(やじうまプラス)で紹介されたので、その影響かな?

と思っていたのですが、そうではないそうです。

「座禅」というキーワードで探して見つけたという方や海外ではよくメディテーションをしていたというか方など 仏教(プチ修行)が人気だそうです。

何はともあれ、月に一度 早起きしてお寺で心静かに座ってみる。

会社の経営は決算など様々な角度から見直します。人生もそっと見直す時間が大切であると考えています。

黙って禅を組む。不思議と心が落ち着き、自分を見つめるきっかけになるでしょう。

費用は無料です。いつでも遊びに来てください。(準備の都合上 ご予約を)

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仏教紙芝居

2008-06-28 05:55:59 | 日記・エッセイ・コラム

6月27日 今日は、専門学校での授業です。

毎年の恒例となりましたが、「おしゃかさまのおさとり」と「おぼんのおはなし」

の2話を紙芝居で紹介しました。

紙芝居は思ったより奥が深く、声の出し方など難しい点が多々あります。

成功すれば、大きな拍手。失敗すればみんな寝てしまいます。

寝ないように・・・はじめに水あめを配ります。ねりねりやりながらの授業です。

(お菓子食べながら・・・なんて校長先生には内緒かな)

不思議なもので、水あめを練っていると紙芝居に集中してくれます。

いつかは、小さい子供たちをあつめて、自家製の紙芝居を披露したいと考えています。

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土仏師試験

2008-06-25 16:01:16 | つちぼとけ

6月25日 今日は、サンライフカルチャー相模原教室です。

毎年6月と12月には、土仏師の試験を行っております。

今回相模原教室の申請者は3名。

みなさん、頭をかかえながら試験に取り込んでおられます。

この試験では、仏の基本的なことの筆記試験とともに、土仏師として今後の思いを書いていただいております。

本日、見学に見えた男性の方が、「仏さんだから、1体ならいいんだが、たくさんあっても困るんだよな。」とおっしゃっておられました。

多くの方は、「かわいい」とか「たのしい」として作り始められます。

つちぼとけの場合は、毎月完成させますので、年間で考えると数十体の仏様が出来ます。

しかし、皆さんに聞くと、ほとんど手元に残っていないそうです。

一生懸命作っていると、友人知人から希望されて差し上げているそうです。

つちぼとけでは「救世利人」の精神でもって造仏をお願いしています。自分の幸せを願う仏様ではなく、人のために作らせていただく。その心が広がっていくことを願っています。

土仏師に合格されました方々には、「修行」としての仏様を造仏され、ますますのご精進を心より祈念申し上げます。

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フューネラルビジネスフェア2008

2008-06-25 06:40:23 | お墓

Dsc01284 6月24日 横浜 パシフィコ横浜にて開催されています「フューネラルビジネスフェア2008」の招待状をいただきましたので、参加してまいりました。

みなとみらいにある展示会場は、熱気むんむんでたくさんの方々がお越しになっておられました。お坊さんの姿もチラホラ。

葬儀・法事・お墓のあり方。まさしく葬送のありかたが大きく変化していることを感じます。

葬儀は、家族葬が中心となり、ネット配信される。弔電も弔メールにかわり、メールでお悔やみを述べる。

お墓は、手元供養としてダイヤモンドやお地蔵様 サッカーボールやラグビーゴルフボールに似た骨壷に。旧来のお墓は不要とされていく。

仏壇は、思い出のみ強調され、仏様はそっちのけ。

実は、最近仏壇はあっても仏様がおられない家があります。仏壇は先祖の位牌を祀るものとしての認識しかなく、仏様(仏像)を迎えることを知らない方です。

本来は、仏様が中心で先祖の位牌は脇に置かせていただくもの。

いったいこれからの葬送はどうなっていくのだろうか?

お墓や仏壇は、日々の報恩感謝の心を培うものです。それも無くなってくる。命の軽視がどんどん進んでいく。

葬儀が変わっていく。お墓が変わっていく。私たち僧侶も危機感を持ち、これからどうしていけばよいか?

とても考えさせられました。


死にたい。

2008-06-24 08:08:57 | 日記・エッセイ・コラム

「死にたい。」と朝3時にお寺に電話があったのは、平成17年の秋ごろ

話しても話してもただ「死にたい」「どうして死んだらだめなの?」

それから毎日のように電話がなる。

こちらまで参ってしまいそうだ。申し訳ないが電話に出ないときもあった。

そんな方からお寺に写経が届きました。

本寿院では、毎朝7時に朝のお勤めをしていますが、その時に奉納されたお写経を一巻ずつ読み上げています。

偶然、今朝読み上げた写経がその方のものでありました。

毎日毎日一生懸命に写経されているのがその文字から読み取れる。

読み上げた後、何だかうれしくなりました。よかった。よかった。

あんなこともあった。こんな事もあった。今は、少しづつでも前に向いて歩いておられる。

私の好きな言葉に「結果よりがんばった自分」というのがあります。

失敗したっていい。いつも前を向いて歩いていきたい。

今日は、いい日になりそうです。