三休ブログ

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仏教紙芝居

2008-06-28 05:55:59 | 日記・エッセイ・コラム

6月27日 今日は、専門学校での授業です。

毎年の恒例となりましたが、「おしゃかさまのおさとり」と「おぼんのおはなし」

の2話を紙芝居で紹介しました。

紙芝居は思ったより奥が深く、声の出し方など難しい点が多々あります。

成功すれば、大きな拍手。失敗すればみんな寝てしまいます。

寝ないように・・・はじめに水あめを配ります。ねりねりやりながらの授業です。

(お菓子食べながら・・・なんて校長先生には内緒かな)

不思議なもので、水あめを練っていると紙芝居に集中してくれます。

いつかは、小さい子供たちをあつめて、自家製の紙芝居を披露したいと考えています。

Dsc01325 (ちなみに、授業ではスーツ姿です。)


死にたい。

2008-06-24 08:08:57 | 日記・エッセイ・コラム

「死にたい。」と朝3時にお寺に電話があったのは、平成17年の秋ごろ

話しても話してもただ「死にたい」「どうして死んだらだめなの?」

それから毎日のように電話がなる。

こちらまで参ってしまいそうだ。申し訳ないが電話に出ないときもあった。

そんな方からお寺に写経が届きました。

本寿院では、毎朝7時に朝のお勤めをしていますが、その時に奉納されたお写経を一巻ずつ読み上げています。

偶然、今朝読み上げた写経がその方のものでありました。

毎日毎日一生懸命に写経されているのがその文字から読み取れる。

読み上げた後、何だかうれしくなりました。よかった。よかった。

あんなこともあった。こんな事もあった。今は、少しづつでも前に向いて歩いておられる。

私の好きな言葉に「結果よりがんばった自分」というのがあります。

失敗したっていい。いつも前を向いて歩いていきたい。

今日は、いい日になりそうです。


万葉の岬

2008-06-23 09:48:08 | 日記・エッセイ・コラム

6月21日・22日と親戚の法事があり、兵庫県相生市に来ています。

やっぱり田舎はいいですね。

瀬戸内のやさしい海風がほほにあたって、のどかな時が過ぎていきます。

宿泊先は、ホテル万葉の岬 

とても絶景のホテルですがなんだか様子が変です。

メールも携帯もだめ。ヒエー。

携帯がつながらないと大変だ・・・と心配しましたが、それは諦めるしかありません。

まあ しかたがない。と諦め、携帯やメールから離れたとき、なんだか自由になった気分でもありました。ちょっと楽しくなってきます。

すべてを放棄して、絶景を眺めながらお風呂につかる。「極楽・極楽」

心の洗濯が出来ました。


嵯峨野を散歩

2008-05-18 10:05:56 | 日記・エッセイ・コラム

5月15日

京都嵯峨野に来ています。

五月晴れのすばらしい天気の中、嵯峨野を散歩するのはとても気持ちがいいです。

独特の気が漂っている場所ですね。

まず、常寂光寺に参拝 次に、二尊院

二尊院とは、阿弥陀様とお釈迦様が並んでおまつりされていることから付いたそうです。

受付で、「お坊さんですか?」と聞かれ、「そうです」と答えると、「どうぞお参りください」と無料で入れてくださいました。ありがとうございます。

そして、目的の愛宕念仏寺へ

ここは、私の尊敬する故西村公朝先生が住職を勤められていたお寺です。

当時は、荒れ寺であったそうですが、西村先生が羅漢さんを彫ることを進められ、1200体の羅漢さんが一般の方々の手で完成されました。

仏さんを作ることは、仏さんに近づくことであります。

楽しくなるような羅漢さんが並びます。

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相談者が来る

2008-05-13 14:14:25 | 日記・エッセイ・コラム

5月1日 お寺ネットに死にたい死にたいと書き込んだ相談者が本寿院へ遊びこられました。

今回は、ちょっと心配しておりましたが、会って話してみると安心しました。

男前でかっこいい青年です。

しかし、人には理解してもらえない病気があってつらいことでしょう。

私は、話を聞いてあげることしか出来ないかもしれませんが、ありがたい事にたくさんのプロフェッショナルな友人知人がいます。

そんな方々にも協力してもらい、NPO法人を運営しています。

どうぞ、いつでも遊びに来てください。本寿院は朝9時から18時までいつでも開門しております。私が不在でも別の僧侶がお話をお聞きします。

小さなお寺ですが夢は大きく・・・・