5月20日 ドイツ国営放送が取材にみえました。
最近のトレンドを紹介する番組だそうです。
本寿院では、水子供養をインターネットで出来る「ホームページ水子供養」を実施しております。
これはどういうことなのか?どうしてその様な事を始めたのか?
反響はどうなのか?など様々な質問がありました。
ホームページ水子供養は、本来であればお寺に足を運んで水子供養をするのが望ましいことはいうまでもありません。しかしながら、遠方・多忙・秘密にしたいと様々な事情のある方のために開設したものです。
秘密にしたいからといって供養の心を忘れてはいけません。
5年・10年すぎてもいつかきっと自ら足を運んで我がこの位牌に手を合わせていただきたい。
それまでの間は、たとえ画面上であってもバーチャルでなく、実際にお寺では一生懸命法要をしています。空間は違っても心はつながっている。
そんな供養が出来るようになったのもインターネットのおかげです。
ドイツからの申し込みはありませんが、サンフランシスコやイタリアからの水子供養申し込みはあります。
通訳を介しての質問ですのでストレートでびっくりしましたが「水子供養は儲かるのか?」と質問がありました。
はっきりと、儲かりません。と答えました。
お寺というのは、様々な活動をし、それで成り立っています。お寺が儲けることが悪いのではなく、その使い道であると考えております。
もっとも、本寿院に水子供養を申し込んでくる方には、「分割」を取り入れております。
「お布施の分割」というと驚かれる方も多いのですが、お位牌を作ると実費はかかります。
また、病院費用など様々な費用がかさみ、供養したいがすぐに費用が出せないという相談がたくさんありました。
費用のことより供養する心が先 と、何回でも分割を受け入れることになりました。
ですから、未収の水子供養の方が非常に多いのです。ちょっと変わったお寺ですね。
6月に放映(ドイツ国内)されるようですので、反響が楽しみです。
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