本牧家 本店、初訪。
と、ゆーこと で、今日もまたまたまた、プチ遠征である。
汗ばむホドのGW初日、金曜の昼。
電車とバスを乗り継いで、漸く着いたゼ~ヨコハマ下永谷~♪^^
店名の通り、元々は "本牧" にあったらしいのだが、
どこかのタイミングで、現在の場所に移転したのだと聞く。
電車でのアクセスは、ちと大変なロケーション。
環状2号サイドだから、クルマのアクセスが前提なのだ。
考えてみれば、元祖 吉村家 もロード・サイドの店舗から。
原点の姿を見るよーで、痺れッちまう。
この店のポジションを確認しておこう。
開祖の弟子、ゆーより2号店。ほとんど開祖の店なのだ!
明るく風通しの良い店内。殺風景でピカピカな家系厨房。
昼前にて半分弱の客入り。券売機はこんな感じ。
殆ど家系開祖な店だから、例のプラ券と思ってたンだが、
紙券でごわした.. どーしたンだろ..^^;
■ 『ラー(並)』 +味付玉子+のり を、
バリカタ/濃いめ/油多め のプチ <違反> カスタマイズで。
着丼。 期待通りの 「男メシ」 ガオ。
荒っぽいとゆーのではない、勿論、雑とゆーのでもない。
ビシッと作ってるのに、精神が "そそけ立って" いるのだ。
ならばこぉしてやるぅ! ズバババーッっと初口ィ!
粘度を持たぬシャバ系なのに、キューッとクるパンチ力。
塩分濃度の高さも相当なモンである。
「吉村家」 のラーを、ムンッ!と角立てた感じだ。
原初家系の姿を最も忠実に残すと言われる歴史的一杯。
ゴワとした、バリカタの酒井麺。魂を揺さぶるこの食感。
原点はココであったかぁ。
吉村家 は現在ロイヤルVer.だが、昔はコレゆーことだ。
総本山だもの。絶えず磨いてンだなー。
70年代の産業道路を彷彿させる、ゴム板の如きチャー。
イイんです、これでイイんですぅ。
たぶんこれだけは、時代のトレンドに合わせたであろう、
半熟の味玉である。フツーにウマい。
家系大発明のひとつが、コレ。
ボディと鶏油をたっぷり吸いこんだ、トロけるレンソウ。
これまたスゴい大発明、大判海苔とのコラボ。
シャバ系でも強いボディで、ちゃんと至福の相乗が成立。
ハイ・クオリティを求めにキたわけぢゃない。
魂が震える原点スピリットにこそ、至上の価値があるのだ。
想像と期待通りの一杯に、乾杯!^^
☆☆☆
さて、今回の一連の旅で築いてキた 「仮説」
この店のラーが、ズバリ最後の空欄に嵌まるか!? の一件、
さぁ、いよいよ、結果発表にござる!
★【ズバリと嵌まった ━━━(゜(゜∀゜(☆∀☆)゜∀゜)゜)━━━!!!】
≪総括≫
・原初 吉村家 は、ココ 本牧家 とほぼイコールであろう
・本牧家 から出た 六角家 がパワード第1期の頂点を極め
・それを忠実に継承する 吉祥寺武蔵家 と
・一旦、原点回帰をした(し過ぎた) たかさご家 等に分岐
・たかさご家 から出た 中野武蔵家 が
自由な発想で再びパワードにシフトして大隆盛を極め
・その星の欠片の一つが千葉に降臨し 千葉武蔵家 となり
・多分 千葉武蔵家 から出た ぼうそう家 が市原で栄える
どうですッ!^^
☆☆☆
今回は、千葉市原の 「ぼうそう家」 から源流を辿るとゆー、
シンプルな、1ライン(系譜)の検証にござったが、
世の中には、壮大なる 「家系全図」 に挑戦する猛者がいる。
そして、悪戦苦闘、道半ばにして斃れてゆく。
本流から支流が出、その支流から更に支流が出、
それと同時に其々の店が、独自に増殖・拡散していく。
一見、まだ新しい分野だという錯覚があって、
全体を明らかにするのに恰好のテーマだと思ってしまうが、
最早、充分に手遅れである。^^;
最早、手の付けようがないホド、巨大なカテゴリーなのである。