札幌出張にて初訪。
今や知名度全国区の 「すみれ」 だ。今宵は "すすきの店" を攻めるぅッ!
昔お世話になった方と、とっておきの店で美酒を酌み交わした後、
スルッといきませんか?とのご提案。当然ッス!って二千回も頷いた。
すみれ は少し前に "本店" に行ったことがある ンだケド、
アクセスが、ケッコー大変なところにあるから、
事実上、ココが世間認知的本店なのかもしれンナーなんて思いながら、
■ 『味噌ラーメン』 を、麺固めで。
灼けた鉄板の如き熱々なスープを破ると、ワッ!と立昇る味噌の芳香。
強く縮れてギュッと締まった麺の歯応えの、この上なき倖せ..
よしッ!
中略ッ
☆☆☆
無我夢中の格闘.. ン?ふと背後を見たら店外まで延びる行列が出来てた。
スッと入れたのは、凄いタイミングだったンだナー^^
大喜 2訪目。
実は、当ブログの記念すべき 「最初の記事」 が、この店なのである。
湯島で大行列を誇っていたこの店に突撃したのが11年前。
ラーとゆーものを意識して見るよーになったはじまりの頃である。
その店が、なんとなんとォ!
今の私のテリトリーから僅か徒歩10分の所に移転してキたのだ。
5/22のことだゆーから、まだひと月も経っていないぢゃないの。
偶然だけど、よー気付いたワタシ。褒めて遣わす(自分で)
白を基調とした新店舗。大行列覚悟であったが、..全くなし。
ラッキーと思ったと同時に、どーしたん?ゆー心配も湧き上がる。
■ 『特製とりそば(細麺)』 を、デフォで。
良かったぁ!記憶の通りの、ズバ抜けたプロのカオだった。
静かに麺を持ち上げて..初口。一気に鳥肌!これだぁーーーッ!
特に麺が凄シ。これホドの麺にお目にかかったのは11年ぶりかも。
つまりは、ワン・アンド・オンリーに等しいゆーこと。
こりゃすげぇーッ! やっぱすっげぇーーッ!
後略ッ
中本 亀戸店3訪目。
中本ギレの "禁断症状" が激しくなってきたぞォ!
キビシー暑さが僅かに緩んだ土曜日のAM、プチ遠征で東京・亀戸へ。
北口に出ていつもの道、繁華街が途切れるあたりで見えてきたゼ。
開店直後の11時過ぎ。なんと行列がない!?ラッキー^^
と、思ったのも束の間、店に入るとしっかり店内行列が出来ていた。
そーだよなー^^; 行列ないワケないモンなー。
券売機はコチラ。いつものヤツをポチって行列に接続。
相変わらずキビキビ小気味良い厨房でござる。ホレボレと眺める。
■ 『北極ラー』 +半熟味玉 を、麺固め、辛さは 【3倍】 で。
前回の 【4倍】 が最早汁麺ではなく、地獄のナポリタンだったンで、
ワン・ランク下げて、今日は 【3倍】 の指定にござる。
よぉし確認♪これならギリギリ汁麺の範囲。境界線はココなのね~。
ダイアモンド✡理解。
しっかしまー、なんて美しいモヤシなンだろ。
ツヤツヤと光るアイボリーと、煮えタギる地獄の池とのコントラスト。
世界には、ナイス・コンビネーション!ゆーものが色々存在するが、
コレって結構ランキング上位なのではあるまいか。
ゴロリン・ピカピカした天使(悪魔)の味玉である。
もともと2者の対比しかないこの丼への参戦。目立ちマクってるゼっ。
さて、準備は万端。よぉし、斬り込めェェェェーーーーッ!
ウォォォォォォォォォォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーッ!!
☆☆☆
訪問タイミングが良かったよーで、すぐに後客続々。しかもG単位で。
目を瞠ったのは、外国人、しかも女性のG。
今は世界に情報が溢れてるから、中本を知ってても何の不思議もないが、
にしても、すンげーコアなトコ攻めてキたなー、って少し驚いた。
でも、大丈夫だろうか..?
六角家 ≪本店≫、初訪。
市原のぼうそう家から源流を辿るツアーをシてたときに、
重要なキー店であった 『六角家』。今日はその ≪本店≫ を攻めるぅッ!
六角家については、昔、羽田店 や 御徒町店 によくイったモンだが、
いつの日か本店を攻めたい.. ゆー悲願がずっとあった。
少し"夏"が入り出してキて、ムンッ!とした気圧の、水無月の土曜。
今日がその日だ! Goッ!Goッ!Goーーッ!
京浜東北線/東神奈川で下車して1㎞。大した距離ぢゃない。
怖いお奉行様 のお陰で最近歩くのが苦にならン^^ 見えてきたゼ。
手前も家系。調べたら 柏の王道家 の系統であった。
六角家の隣に!? と開店当初は物議を醸したそーな。さもありなむ。
到着入店。昼時ながら客入りは2割程度。
往年の革命店が幾星霜を経て渋く着地している佇まいが実に良く、
反対側の入口から吹き抜ける風もマコトに心地よく、
ンな中で、この特徴的にキュッとキッツイとんこつ臭が心地よい。
券売機はこんな感じ。チケットは紙券である。
■ 『ラーメン』 +味玉 +のり増し を、バリカタ・味濃め・油多め、で。
そうなんです。源流に近ければ近いホド、
家系っつーのはハッタリや飾り気のない真っ直ぐなモンなんです。
後代や模倣店が、カテゴリーありきのスタンスなのに対し、
源流の頃は、ンなモン未だなかったことに想いを馳せるべきだろう。
この常軌を逸した鶏油層をご覧あれ。1センチは優にあるゼェ^^;
自分でシといてナンだけど、まさかこれホドとはねェ。
周囲の油少なめコールが聞こえていたが、そゆコトであったかぃ。
よぉーーし、いくゼ。ズバババーッっと初口ィ!
どれホドキューッ!とクるかって覚悟してたら、意外や意外。
重厚なパワードでありがら実にマイルドに成熟したモノであった。
分厚い鶏油層で相殺されてる面もあろーが、それだけぢゃない。
そーいや、前に店主のインタビューで見たことがある。
最も苦心するのは "甘み" を出すこと、ゆー御言葉。
決して鼻腔をつねり上げる鋭角パンチを出すコトぢゃないのだ。
六角家のアイデンティティって、実はコレが真髄だったンだナー。
いやはや、勉強になりますなー^^
嗚呼、バリカタ酒井!一点の曇りなきこの感激。
後年私を虜にしたこの食感は、源流の頃から既に確立していた。
ズラリと並んだ、厚手&大判海苔の迫力。
鶏油をたっぷりと含ませ、常とは一味違う、鳥肌モンのコラボ。
これも家系大発明、ココロをうっとりトロかす、レンソウ妙技。
パワードであるからこそ、コレは活きるのである。
味玉とチャー。クオリティは決してサイコーなワケぢゃないケド、
いいンですソレで。源流の頃の空気感がタマらん。
さて、六角家にキたならば、マストなのはコレ。
家系サイドメニューの大定番・国民の合言葉!『キャベチャー』 。
ありモンを活かして組み合わせた、一見、安直に見えるコイツも、
さすがに本家本元。パリッとキリッと "思想" がアる。
☆☆☆
余談になるンだけど、実は、このヨコハマ六角橋周辺とゆーのは、
私の、まさにホームタウンなのである。
モチロン、当時はこの店は未だなく、
私が地元を離れてから5年後(1988)のオープンだそーな。
しかし、我が地元からこれホドの革命店がスタートしたことは、
マコトにもって誇らしく。
このラーの丼内の行為が、我が細胞の浸透圧にピタリ!と一致し、
我が血肉と限りなくイコールな感じがするのだ。
まぁいずれにせよ、今回、六角家本店を攻めたことで、
件のツアーは漸く納得出来る完遂をみた。めでたし〜めでたし〜♪^^