初訪。
ある方からの情報で、 ここんとこずっと気になっていた店。
今年9月に開店してから数カ月、という新店である。
ギリギリでバタバタと仕事を片付けて、車に飛び乗るッ!
⇒ようやく店に到着。 よしっ!!..まだやってた(ホッ)
こざっぱりとした“割烹”のような空気。予想外に広い店内。
メニューを取る。さっぽろラー横丁 特一富屋姉妹店とある。
オススメは、①醤油が№1 次が ②塩 とあるが、
札幌という地名が喚起させる③味噌を 敢えていってみる。
『味噌チャーシューメン』 を、麺固めで。
メニューにない組合わせを、快く引き受けてくれた店主。
スッキリ明るい店の空気は、店主の人柄映えによるものか。
さて、到着。
スープをひとくち...なるほど、これかっ!!
噂の「サバ節」の風味が、口中いっぱいに豊潤にひろがる。
嗚呼! 事前の情報でアタマではわかっていたのだが、
ラーの魚介といえば⇒カツオ、っていう、
カラダに染みついた固定観念が、ミゴトなまでに覆される。
この“衝撃”(!)に、一瞬たじろぐ自分が新鮮である。
そーか。こういう手があるんだナ。
衝撃(!)のあとは、無垢なココロで左右を見渡す。
サバ+動物系のwスープ。味噌もスッキリと立ちエッジ明快。
いままで知らなかった世界が、キラキラと魅力的である。
麺は、加水多めの中細ちぢれ。
ちぢれ強めで、スープを持ち上げ、しっかりとしたコシ。
充分に吟味されていることが伝わる、上質な麺だ。
具材は、白ネギ、チャー、味玉、煮染め系メンマ。
印象的なのは、中央に“鎮座”する味玉の精緻なキザミ細工。
そーいえば「忍者」の味玉にも同様の細工があったナ。
特一富屋 は旭川の店との由。浜松でただ一軒の旭川ラー。
まさに、one and only! 貴重な店のひとつである。
次回は、オススメ№1! という「①醤油」をためしてみたい。
(ラーの見映え改善が最重要課題。是非!)
日歩未2訪目。
藤田屋が(また)閉店した後、浜松でただ一軒となった、
佐野実「支那そばや」直系の店である。
私は、基本は「パンチ&濃厚」好きなのだが、
高度な技術を感じるものならば、クリアー系も大歓迎だ。
3年ほど前に、この店に初訪したときには、
その見事な「黄金比」のスープに、さすがだ..と唸った。
その記憶のまま、なんとなく3年が過ぎて...
最近、サー○ルK が、
この店のカップ麺を、大々的に売り出しているのを見て、
攻勢にある店ならではの「勢いと元気」をいただこうと、
実に楽しみに訪問した次第である。
閉店時間間際の店内は、客もまばらで、
これは一杯に入魂してもらえる状況!と期待が高まる。
でも...あれ? なんだろう、この冴えない店内の空気は。
『デラックスらーめん<塩>』 を、麺固めで。
(もっとパキッとしてるかと思った)
蔵前家19訪目。
今日は、実に久しぶりに店主の姿を厨房に見た。
思えば、最初の頃数回見たっきりで、以来ずぅーっと
見ていなかった気がする。
まーいつもは、シフトの時間帯が違うんだろーけど、
夜もいるっつーことは、バイトに穴が開いたんかな~。
『ラー(大)』+味玉+極太メンマ を、
味濃め・バリカタ・油多め の黄金カスタマイズ。
もはや、私的に定番になりそーな「極太メンマ」。
そのままでは冷たいから、少しスープに浸しておこう。
タイミングを見て、麺と一緒に口中にin!
コキュッとした明快な歯応えと、濃い目の味わいが、
この藝術スープを載せたバリカタ麺の小麦感と、
絶妙なハーモニーを奏でる...さぁ目を閉じて味わおう^^
店主が直々につくる一杯は、「繊細且つ大胆」!
全ての要素が見事な黄金比でバランスされているのに、
個々を見ると、実に歯切れの良いテンポ感がある。
いつもつくってくれてる “ちっちゃいにーちゃん”のも
相当イイ線いってるのは、間違いないのだが、
やっぱり「大将」の方が、一枚上手のようである。
がんばれ!“ちっちゃいにーちゃん”!!^^
(浜松家系はあの二人にかかっている)
海老蔵 9訪目。
この間、徒然なるままにネットを手繰っていたときに、
海老蔵が「麺」を変えた、という口コミ情報を見た。
この店の「麺」については、ずーっと疑問だったから、
私にとっては、かなりソソられる情報である。
気付いてくれたか、そうか見つけてくれたか!と。
『味玉海老蔵らーめん』を、<赤油>麺固めで。
さぁて、見事驚かせてくれィ!! と口中へin!..
...............今までと変わらんナ。
あいかわらず、一口目は ほとんど「無味」に等しい。
スープとの絡み(持ち上げ)が、非常に“悪い”のだ。
確かに、ガラリと麺質を変えた上で、
太く平たくしたなど、相当に思い切ったのは伝わる。
ただ、その目的がスープの持ち上げ改善であるならば、
残念ながら、全く奏功していないようである。
むしろ、全体をチープにしてしまった感じで、
これならば、従来の麺の方が「美」があって良かった。
( ̄‥ ̄) これでは全ッ然納得出来んッ!( ̄‥ ̄)
このスープに<ベストマッチ>する麺の探求!
この『大テーマ』に、引き続き、
暗中模索・七転八倒されることを切に期待したい。
そしていつか、風の便りに、
「海老蔵が新生成ったゾォッ!」 と聞こえてくる日を、
楽しみに待ちたいと思う。(来るかなぁ..)
(七転八倒しても見つけて欲しい)
花月嵐 2訪目。柳通り店は初訪。
前回は、大型ショッピング・センターのフードコートであったが、
近くに、独立店舗があると知ったので早速2訪目。
期間限定の『黒武者(大)』を、麺固め + 壺ニラ激盛り で。
あと^^それから「バリ辛ハバネロ暴流(ボール)」を。
おぉ~、今日も会えたぜ~^^ このカオに~♪
情け容赦のカケラもない、ON!×ON!×ON!の攻撃である。
この猪突猛進ぶりが、実に実~にすがすがしい。
世に在る、【ブラック】を名乗る面々(麺々)の数々。
アタマに浮かぶのは「富山ブラック」、房総「竹岡式」など。
そうだ 近くの「結」にも「浜松ブラック」があったっけ。
共通してるのは「醤油の風味」自体を楽しむ目的であること。
さぁて、この「黒武者」は、どうだぁ!?
キューッときっつい、醤油のエッジ感と甘み。よぉーしっ!
上記の麺々と同様のコンセプトをテーマに掲げながらも、
そこはいかにもこの店らしくニンニク&げんこつ流の分厚い表現。
情け容赦なく一面に背脂を効かせ、胡椒でトドメだぁっ。
フル・パワーで疾走するその生き様は、感動の涙を誘うッ^^
よーし わかったゾ! ならば行くとこまで行ってやろう。
コイツを更に、“爆裂”パワー・アップだ。
壺ニラを“激盛り”にして「バリ辛ハバネロ暴流」をブチ込んで!
さぁて、これで、ココロおきなく天国に行けるゼィ!!
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ちょっとだけ、追記。
麺が少し残念。。
大型チェーンが背負う“さだめ”であろう、インダストリアルな麺。
工業的大量画一生産の匂い。
このあたり、もー少しだけ工夫があれば。。なんて思う。
(その生き様は感動の涙を誘う)
京蔵 2訪目。
また来たぞうっ!『得製つけめん(大)』に、ロック・オン!
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実は私は、かなりの「つけめん」アンチ派なのである。
熱いスープに冷たい麺、これじゃぁヌルくなっちまうだろっ。
あつもりにしたって、妙に水っぽくなっちまうし。
ったく、なんでまた好き好んで、ンな食べ方するのかい。
『理解出来んっ!』 って、ずーっと思って生きてきた。
今年になって、
去年の全国ニュースで閉店が報じられた、あの“超人気店”の
星の欠片(かけら)が、よりにもよって浜松に降臨した。
ぐむぅ...これは「攻め」ないワケにはいかんだろう。
っつーことで、こないだ(渋々)初訪してみたら...
\(^o^)/腰が抜けるほどの衝撃と感動を得た\(^o^)/
今や、国民の共有財産となった、
「超濃厚・魚介豚骨つけ汁」 + 「讃岐饂飩ばりの極太麺」
このスタイルの、超名流。その直系中の直系。
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☆温麺とつけめんは、食べ方のバリエーションなどではない!
☆温麺とつけめんは、根底からの「別物」である
上記を徹底的に踏まえて、たゆまぬ情熱を注ぎ続ければ、
これほどの幸せを、皆に分かつことが出来るのだ。
嗚呼!つけめんアンチの私でもこの店だけは認めざるを得ん。
一方で、この重大な本質をナメて考えるヤカラには、
私は これからも「アンチ」であり続けるだろうと思っている。
(これほど幸せになれるなら並ぶのも当然)