
※怒ってる?(笑)
五月十二日(火)
晴れ、陽射しがきつく、まるで夏日、汗が流れるほど。
本日の予定、亭主と娘は大阪の海遊館、私は奈良の法隆寺に薪御能。
心配だった薪御能も雨は心配だけれど予定通り興福寺で行われる事になった♪
なので京都で、それぞれの目的地に向かって別れる事になった。
「また後でね~」
楽しい自由時間のの始まり(笑)
法隆寺駅の看板みたあたりからテンションかなり上昇。
まだ気付いてないから
何がって
修学旅行生よ…
法隆寺門前につくと
次から次へとバスが、バスが、入ってくりゅ~(泣)
なんて恐ろしい数なのだろう。
五重塔の涅槃像みるにも、微かに漂ってくるガムのニオイに包まれながら学生服の塊の中(涙)
これはかなり計画的にいかなければ絶えずこの流れの中に巻き込まれたままになってしまうじょ!
…ので
一つの塊が去り、次が押し寄せてくる前に隙を見計らって一つ一つクリアして行く。
いかにこの波に飲まれずにブツさんと二人の時間を持つか!?と若干ゲーム性を感じながらの見仏も楽しかったりして。

五重塔と言えば悲しみに吠える弟子たちの表情も良いのだけど
初層の裾で柱を一所懸命に支える邪鬼が面白くて好き。

力強く堂々とした姿、端正なたたずまいの美しい塔にくっついてる彼らは
「うにゅー!なにくちょ~負けないじょ!」
潰れそうだけど頑張ってる邪鬼のユーモラスな姿が面白い。
あれ?いつもより金堂内が明るい?
ライトで照らさなくても良く見える!
自然光に優しく照らされた壁画は、菩薩や飛天がふわりと浮き上がりうっとりするくらい綺麗だった。
横の扉が開かれているからかな?
かじりついて、ぶつぶつ呟く怪しい私に「仏さまが照らして下さってるんですよ」と堂守さんがニッコリ。
心にも光が差し込むような優しい笑顔に洗われるような気持ちになる。
うん、修学旅行生にも優しい気持ちを持たなきゃね。とちょっぴり、器の小さい自分を改めた(笑)
(ま、無理矢理広げた脆い器なもんで、大宝蔵院でかんたんにブッ壊れるんですがね…)
ここにもまた私のタイプのユーモラスな邪鬼がいる。持国天に踏まれている牛顔の邪鬼。
邪鬼は何故か愉快な顔をしたのものが多い。
悩み事抱えて暗い気持ちであっても、邪鬼をみると不安な気持ちが不思議に消えて前向きになれたりするの。
邪鬼に癒され仏に救われ、心の中で何度も合掌。
そんな気持ちで向かった大宝蔵院であったが突然の
「うぎゃあ!キモっっっっ!」
響きわたる学生の叫びにゲンナリ。
やっぱり、もぅいや(涙)建物の中だけは、せめて大声出さないで…
いやいや、気にしない気にしない(汗)
六観音はあどけないお顔でいて、そして美しい。
九面観音もいいけどこれはゆいまさんの想いブツなので私は遠慮しておくね(何を?笑)
飛鳥や奈良時代の仏像はシンプルな作りの顔立ちなのにその表情から伝わるものは無限にある気がする。
何度みても見飽きる事なくいつも心が震えるほど感動するのは何故かなぁ。
でも人気の百済観音…
あの方には温もりを感じない、仏像には心で感じる温かみがあると思うのだけど。
見ればみるほど死人の顔に見えてきて怖い(キモッ!とは叫ばないけど・笑)気持ちも冷たくなってくるのが嫌でいつも早足で前を通り抜けてしまう。
夢殿の救済観音が御開帳。
どちらかといえば苦手なソース顔なんだけど~なのに好き(笑)
みる瞬間の時々に印象が変わる不思議な笑顔。
ただ静かに見つめられている と感じたり、自信ありげな逞しい目の光を感じたり。
空の色が変わるだけで違って見えるのも不思議。
また来年も来なくては!と 必ず毎回強く思うのだった。
ただし、この時期は外して、とこれが今回の教訓(苦笑)
本当は次に薬師寺を回る予定であったが暑さと学生服に負け~で、リタイヤ。
まだ薪能があるからして、体力温存しとこ。
五月十二日(火)
晴れ、陽射しがきつく、まるで夏日、汗が流れるほど。
本日の予定、亭主と娘は大阪の海遊館、私は奈良の法隆寺に薪御能。
心配だった薪御能も雨は心配だけれど予定通り興福寺で行われる事になった♪
なので京都で、それぞれの目的地に向かって別れる事になった。
「また後でね~」
楽しい自由時間のの始まり(笑)
法隆寺駅の看板みたあたりからテンションかなり上昇。
まだ気付いてないから
何がって
修学旅行生よ…
法隆寺門前につくと
次から次へとバスが、バスが、入ってくりゅ~(泣)
なんて恐ろしい数なのだろう。
五重塔の涅槃像みるにも、微かに漂ってくるガムのニオイに包まれながら学生服の塊の中(涙)
これはかなり計画的にいかなければ絶えずこの流れの中に巻き込まれたままになってしまうじょ!
…ので
一つの塊が去り、次が押し寄せてくる前に隙を見計らって一つ一つクリアして行く。
いかにこの波に飲まれずにブツさんと二人の時間を持つか!?と若干ゲーム性を感じながらの見仏も楽しかったりして。

五重塔と言えば悲しみに吠える弟子たちの表情も良いのだけど
初層の裾で柱を一所懸命に支える邪鬼が面白くて好き。

力強く堂々とした姿、端正なたたずまいの美しい塔にくっついてる彼らは
「うにゅー!なにくちょ~負けないじょ!」
潰れそうだけど頑張ってる邪鬼のユーモラスな姿が面白い。
あれ?いつもより金堂内が明るい?
ライトで照らさなくても良く見える!
自然光に優しく照らされた壁画は、菩薩や飛天がふわりと浮き上がりうっとりするくらい綺麗だった。
横の扉が開かれているからかな?
かじりついて、ぶつぶつ呟く怪しい私に「仏さまが照らして下さってるんですよ」と堂守さんがニッコリ。
心にも光が差し込むような優しい笑顔に洗われるような気持ちになる。
うん、修学旅行生にも優しい気持ちを持たなきゃね。とちょっぴり、器の小さい自分を改めた(笑)
(ま、無理矢理広げた脆い器なもんで、大宝蔵院でかんたんにブッ壊れるんですがね…)
ここにもまた私のタイプのユーモラスな邪鬼がいる。持国天に踏まれている牛顔の邪鬼。
邪鬼は何故か愉快な顔をしたのものが多い。
悩み事抱えて暗い気持ちであっても、邪鬼をみると不安な気持ちが不思議に消えて前向きになれたりするの。
邪鬼に癒され仏に救われ、心の中で何度も合掌。
そんな気持ちで向かった大宝蔵院であったが突然の
「うぎゃあ!キモっっっっ!」
響きわたる学生の叫びにゲンナリ。
やっぱり、もぅいや(涙)建物の中だけは、せめて大声出さないで…
いやいや、気にしない気にしない(汗)
六観音はあどけないお顔でいて、そして美しい。
九面観音もいいけどこれはゆいまさんの想いブツなので私は遠慮しておくね(何を?笑)
飛鳥や奈良時代の仏像はシンプルな作りの顔立ちなのにその表情から伝わるものは無限にある気がする。
何度みても見飽きる事なくいつも心が震えるほど感動するのは何故かなぁ。
でも人気の百済観音…
あの方には温もりを感じない、仏像には心で感じる温かみがあると思うのだけど。
見ればみるほど死人の顔に見えてきて怖い(キモッ!とは叫ばないけど・笑)気持ちも冷たくなってくるのが嫌でいつも早足で前を通り抜けてしまう。
夢殿の救済観音が御開帳。
どちらかといえば苦手なソース顔なんだけど~なのに好き(笑)
みる瞬間の時々に印象が変わる不思議な笑顔。
ただ静かに見つめられている と感じたり、自信ありげな逞しい目の光を感じたり。
空の色が変わるだけで違って見えるのも不思議。
また来年も来なくては!と 必ず毎回強く思うのだった。
ただし、この時期は外して、とこれが今回の教訓(苦笑)
本当は次に薬師寺を回る予定であったが暑さと学生服に負け~で、リタイヤ。
まだ薪能があるからして、体力温存しとこ。
実は 虚空蔵菩薩と言うのが定説です。
中宮寺の弥勒菩薩は 如意輪観音が本当です。
しかし 百済観音こと救世観音こと虚空蔵菩薩は 人気があるのですが 正直何で?
あの変てこな日本人離れした顔立ちに ボケーとして何を見てるのか分からない目
どう見ても ワテは好きになれないブツです。
そら~ 中宮寺の如意輪観音さんの方が 人を魅了しますよ。
あの2つのお団子の頭なんか可愛いもんです。
人それぞれだなぁ~と思いますね。
邪鬼と言えば
東大寺戒壇院の四天王に踏んづけられている邪鬼さまは 最高に良い表情をされていますよ。
今度 機会があれば見に行ってください。
見ました、見ました。
あれは本当に踏ん付けられててフガフガって顔してますよね(笑)
表情豊かで好きですよ~!
団子さんは中宮寺の如意輪さんがお好みでしたね~。
気品ある優しい微笑みは慈愛に溢れ素敵なお顔されてます。
私のいちばん美人さんだと思うのは秋篠寺の技芸天さん(こちらも“伝”ですが)か、向源寺の十一面さんかなぁ~石道寺の十一面さんも綺麗だし、迷います。
救済観音は私も不思議なのですがどういう訳か惹かれるんですわ。
あの目になんか感じる物があるような気がします。
百済観音はスタイルがいいとかナントカで好みの方、なかなか多いようですよ。
ほんと、人それぞれですなぁ。
だから面白いのですけどね♪
なんやかや言っても せんとくん市民権を得ましたなぁ~
ブツの被りもの行列、見たかったなぁ 。
ホテルのエレベーターに貼紙ありましたよ。なんか、せんとくんにラブレターだしたとか(笑)
私はせんとくん、好きです。
まんとくんよりはずっと良い。少しインテリ感じさせるとこが良いのだなぁ(笑)