長内敏之のブログ

その日の出来事など、いろいろ

平成最後の日

2019-04-30 10:12:51 | うんちく・小ネタ

昭和天皇の亡くなった日からのNHKの特別報道は1週間続く予定でしたが、抗議電話が2000本掛かって来て3日で終了したと記憶しています。乱暴な抗議ではなく、組織的でなく、説得的な、個々人の言葉で相手に寄り添いながら意見を言うとマスコミも「ご意見を上げておきます」とか「会議で提案します」とか言ってくれます。私の経験でいくつかあります。意見、感想をもっと出したらいい。紳士的に。


日本国憲法は前文からセットで読みましょう。9条は積極的平和論です。

2018-09-09 11:40:56 | うんちく・小ネタ

改めて、日本国憲法9条を「消極平和論」とすることの間違いについて一言します。最近「平和のために、日本も徴兵制を」という方がいるがその論もひどいが、その方への批判があまりにも感情的なので一言いいたい。バカとか言いたいのはわかるけど、「バカ」はないだろう。仮にバカでもバカにもわかる冷静な議論をしないと、悪罵、中傷と変わりがないように思われませんか。冷静な誰にでもわかる反論を期待します。

 日本国憲法の9条を「消極的平和主義」などと間違った議論をするから安倍首相に武力の増強、海外派兵を合理化する「積極的平和主義」などと利用される。憲法9条は、前文と合わせて読むべきで「日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。 」これをよめば、武力の放棄の真の意味が分かるでしょう。全身全霊を込めて平和に尽くすことです。究極には武力を持つものが、戦争をやめよ、武力を放棄しろ、と唱えても信用されないのです。これはアメリの核問題にも共通のものです。「日本も徴兵制を」の議論は、戦争は無くならないという前提の議論です。人類は、二度の大戦で経験を積んできました。今度の戦争は地球を破壊する戦争であることを自覚して、戦争の種は摘むべきでしょう。

 ついでながら、中東の紛争も、ロシア、アメリカ、フランスの兵器で互いに闘っています。紛争国、集団双方に輸出、あるいは密輸しているのです。武器の輸出の輸入、密輸、移送をやめさせましょう。企業家は二度の大戦で自国以外で戦争をすると儲ける、ことを学びました。この意味でも代理戦争です。儲けさえすれば、武器も作るし、武器も売る、そのために危機も作り出す。これではまともな商行為、企業活動とは言えないでしょう。これをやめさせましょう。