
江戸川柳・破礼句
いわゆる艶笑句=破礼(ばれ)の句の特集です。江戸川柳から拾いました。
どうぞ推理してわかったら笑ってください。
どうしてもわからない方は、区役所までお問い合わせください。
【少女】
娘もういくのの道も承知なり (百人一首の小式部内侍の歌が元)
まだ月の障りにならぬ姫小松 (松が小さいので月を見る妨げにならない、というのが表の意味)
月を見る頃にはすすき土手に生え
【婚礼の夜】
恥ずかしく嬉しく痛くいい明朝(あした)
【新婚】
新世帯夜することを昼もする
その当座昼も箪笥のかんが鳴り
【妻】
姑が死んで夜な夜な嫁は泣き
女房で味を覚える大たわけ
死にたいのにの字を抜いて欲しい後家
【男】
男湯の喧嘩抜き身を振り回し
【その他もろもろ】
道鏡の幼名たしか馬之介
抜いて逃げ抜いて亭主が追いかける (亭主は脇差し、間男は何を抜いたか)
茶臼をば物臭太郎案じ出し