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佐渡観光・マイナースポット紹介 2

2006-07-14 09:04:40 | 旅・鉄道・グルメ…

 

佐渡観光・マイナースポット紹介 2 
 写真㊤:道の駅にある「能楽の里」

 

 佐渡は文化の香りが匂い立つところだ

 今回紹介するのも、「相川郷土博物館」、その隣にある「技能伝承館」、そして「能楽の里(道の駅 芸能とトキの里…ただしトキの里は道の駅の中にはなく、少し離れている)」、「文弥人形芝居」と、文化の豊かさを示すものばかりだ。
                          

 

         

        
            相川郷土博物館の隣にある「技能伝承館」

 「技能伝承館」では、相川の伝統的織物…それも贅沢品ではなく庶民(常民)が日常の生活で使う裂き織りの技能を消さないよう活動している。

                   

 今回も小学生の団体が挑戦したものを見せて貰った。わずかの学習時間で、こんなに素晴らしい織物が出来るとは!と感心した次第。

    
  http://www.sadokankou.gr.jp/sado100/100/geijyutsu/pop06.html

 裂き織りとは、読んで字の如く、古くなって着られなくなった着物類(木綿)を細く裂いてから縦糸として使用して美事に甦(よみがえ)らせた織物を言う。

        

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 「能楽の里」は、18体のハイテクロボットが、「道成寺」を演じてみせる。15分間に縮めたダイジェスト版だが、美事なものだ。 

                 

 能舞台も千駄ヶ谷の国立能楽堂を模したものらしい。能役者から三味線、鼓…全部がハイテクロボットとは、腰を抜かすほど驚いた。

 少なくても、能の門外漢には「人間が演っているのか、ロボットなのか」の判別がつかないくらい精巧に出来ている。
 歌舞伎の舞台で言うスッポンというセリから出てくるのもロボットだ。

 

 

  

 これは必見と言えよう。

 佐渡宝生流・本間家(屋敷)能舞台の向かいである。

        

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 これは佐和田というところのホテル内で演じられている。「山椒太夫」を演じていた。終演後、演者と話す機会があった。
 演者によれば、「でこ廻し(「木偶(でく)廻し」)と呼んでいるそうだ。現在の「人形浄瑠璃」の原型ともえいる芸能で、凡そ300年前に岡本文弥という人が作り上げた。                        

               p_bunya01.gif (68076 バイト)

 人形の作りも素朴で、舞台も質素なものである。また義太夫というよりも、浪花節(浪曲)を想わせる節回しだった。その意味では、浪花節にも大きな影響を与えたものと推測される。

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 佐渡の人の唄う「佐渡おけさ」を聞いてビックリ! 普段聞いているものとは
似て非なるもの

 筆者が知っているのは、西洋音階のおけさ。ここの人のは、非・西洋音階の佐渡おけさ。掛け声も異なる。独特の抑揚を持っている。ゆったりともの悲しく……心を打つ

  文弥人形芝居といい、佐渡おけさといい、土の匂いがする。現在の芸能・芸術の原型をなしている様に思えてならない。
 筆者は、この土臭さく野暮ったい土俗臭の紛々たる佐渡芸能に魅了される

                                     

06.07.14

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