たまたま、新聞で中国の「山峡ダム」
の記事を見てこれは凄い!と感じたので紹介します。
ご存知の方も多いと思いますが、興味のある方はご覧頂ければと転載する次第です。
* 私は未だ行っていません。ネットで写真を見てその内容を調べた程度です
この中国の「山峡ダム」は完成すれば、あらゆる面で「世界一のダム」です。
日本のダムの全貯水量の2倍以上と言われています。
以下 「山峡ダム」の記事でダムに流れ込む土砂の排出方法を中国の専門家が考えた方法の一部です。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ダムの泣き所はダムに流れ込む土砂の堆積です。
山峡ダムのような途方もない規模になると建設費もさることながら、
流れ込む土砂の量も想像が付きません。
ダムに土砂が堆積するとダムの貯水量がその分 減少して 水力発電の水量の不足を来たしダムの機能がなくなります。
その結果 発電不能になりオシャカになることです。
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「三峡ダム」は、流入する土砂ですぐ埋没するのではないかと懸念されている。
これに関しては、三峡ダムは流域面積108.4万平方Km(日本国土の約3倍)、土砂流入5.3億トン/年で、年間平均総流入量4500億トンに対し、有効貯水量は220億トンで5%にも満たない。
また、土砂吐きにはダム下流側に7m*9mのゲート23門を設け、6月~9月の洪水時に175m満水位から35m水位を下げて、洪水と共に土砂を排出する計画になっており問題は生じないとされる。
中国の「清華大学」では、100年に渡る土砂堆積を予測する実験を行い、懸念される土砂の堆積について次のように解説している。
「年間平均5.3億トンの土砂流入と推測されるが、ダム完成直後は土砂が貯水池に堆積し、下流への流出土砂は流入してくる土砂より少なくなる。
しかし75年経つと流入土砂量とダムから下流へ流出する土砂量とが等しくなる」(これは三峡ダムに限らず、世界中のどのダムにも共通して言えることである)
しかし、この手法では、ダム底にたまる砂利や栗石の排出は困難であり、また、そもそも土砂排出が計画通り機能するかに関しても疑問を呈する声がある。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E5%B3%A1%E3%83%80%E3%83%A0#.E4.BD.8F.E6.B0.91.E3.81.AE.E5.BC.B7.E5.88.B6.E7.A7.BB.E8.BB.A2
上記の資料は出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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>そもそも土砂排出が計画通り機能するかに関しても疑問を呈する声がある<
そのように上手く土砂排出が理論通りに運べば問題はない。
ダム放水
計算通りにならないのが自然だ。
日本でも「或るダム」(規模は小さい)は完成して満水すると側の山が動いている現実がある。
付近の住民は疎開の憂き目に遭っている。
目下係争中?
既に山峡ダムの発電は一部発電が開始されている。
私は「世界一のダム」はよいが、万一の事故が心配だ。
建築でも現代は「キロ・タワー」が話題になっている。
「キロ・タワー」つまり建築物の高さが1000m の単位のものだ。
個人的な意見だが私はそのような建築物の必要性はないと思っている者だ。
建設設計者とゼネコンの名誉欲に他ならない。
日本でも古くは出雲大社の神殿は築造したときは61m もあったとか?
あの時代(今から2000年くらい前のことだ)には信仰の対象としての必要性があったのかも?
それにしても日本も凄いものだ。
そういえば、村の鎮守さまの祠も山頂にあったな (苦笑)
山岳信仰によるものか?
詳しいことは不勉強で分からない。
私が子供の時に木に登ってる私を見て、爺さま からよく「バカの高上がり」と叱られたものだ。
私もダムについて大変興味があります。と言うのは、主人が建設会社にいましたので…
三峡ダムは、世界三大ダムの一つと言われています。
エジプト: アセアン・ハイダム
アメリカ: グランド・クーリーダム
と同規模と言う事です。
三峡ダムの特徴は、パナマ運河と同じ永久閘門が付いている。(船が航行する)
自然破壊では、アセアン・ハイダムでは、下流域及び海の生態系が変化しているとのことです。
三峡ダムでも、生態系が懸念されているそうです。
工事期間は、1993年~2009年までの17年間
住民の移動に7年かかったそうです。