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軽井沢~標高1150Mの森の家とエコ農園からの便り

雄大な浅間山の南麓・千ヶ滝西区の農園で、自然の生態系保全のため化学物質を一切使用せず西洋サラダ野菜の栽培に取り組む

気持ちを豊かにしてくれる果物コーナー

2010-03-11 23:50:56 | Weblog
イタリアの果物の中でも特にArancia(オレンジ)は美味しいので毎日のようにたべた。

朝の飲み物は、エスプレッソコーヒーとオレンジのジュース。
ジュースが無いときはオレンジそのものを。

オレンジでも果肉がまさにオレンジのものや、血液の色のような濃い赤のものもあり、こちらの方は値段も高い。

オレンジは、花は香水、皮は砂糖漬けなどに。
魚介や肉とも相性が良いそうで、フランス料理で有名な鴨のオレンジ煮はもともとはトスカーナ料理だったとか。

産地は、主にシチリアで全イタリアの半分はシチリア産とのこと。

あちこちの市場やスーパー巡りをしていてほんとに愉しいのは、仕事柄野菜と果物のコーナーだ。

もちろん加工食品も、イタリアならではの世界に誇る一級品もたくさんある。

2月と言えば真冬だ。イタリアだって同じだ。
なのに、写真のように山積みされた彩りの良い果物や、色とりどりの新鮮な野菜を目にすると気持ちまでが豊かになるというものだ。

日本のスーパーのそれに接しても決して豊かな気持ちにはならない。

何故なんだろう?

野菜や果物の一つ一つに個性がない、主張がない、からだろうか。

個性は存在感だ。
存在感のあるもに魅力を感じ、同時にそれと真っ向から対峙しようとする気にもなるというものだ。