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軽井沢~標高1150Mの森の家とエコ農園からの便り

雄大な浅間山の南麓・千ヶ滝西区の農園で、自然の生態系保全のため化学物質を一切使用せず西洋サラダ野菜の栽培に取り組む

イタリアのモーニングサラダはチコリだらけ

2010-03-09 23:02:36 | Weblog
先日、市場で無造作に箱に入れられて売ってるチコリのことを書いた。

フィレンツェのアパートでの食事は、特に朝はこのての野菜をたっぷりと摂った。
写真のとおり色はグリーンのものもあるが赤系や赤とグリーンの混ったものも多く、サイズも小ぶりだ。

晩秋から冬、そして初春にかけて育ち収穫されるので、小ぶりだが引き締まっていて葉も肉厚、色も美しい。

大きなパンに挟むにもちょうど良いサイズなので細かくちぎったりしないで、オイルや塩コショウなどを振りかけて勢いをつけダイナミックにバリバリ食べた。

固いトスカーナパンも加わって顎もさらに強くなったようだ。

肝心なことがある。

チコリ一般に言えることであるが、とても強い野菜なのでオリーブオイルはこれと同格のものでなければならない。相性が大事なのである。

自宅で使ってるオイルは、農園の野菜と相性がいいピエモンテ在住のワインのソムリエ奥山理恵さんが扱っているオイルだ。

彼女は、良質のオイルを求めてリグーリアまで足を運んでくれたりもした。それらは大量生産されたものではない選りすぐった小規模農家の生産にかかるものなので数量は限られている。

今は、やはり彼女扱いのプーリア州のオーガニックオリーブオイルを使っている。

こうして強い野菜とこれに一歩も引けを取らないオイルを組み合わせたモーニングサラダはその日に必要な活力を充分に漲らせてくれる。