労組書記長さん、遅れ馳せながらトラックバックありがとうございます
「労組から見たら社労士は敵なんだ!」とは刺激的なタイトルですね
いや皆さん、別に労組書記長さんが言ってるわけではないんですよ
労組書記長さんが受けた講義の中での弁護士の話
労働弁護団なんかからみれば木全美千男みたいのが目立ちますからねぇ
でも弁護士にだって河本毅のようなのが大きな顔をしてたりします
お互い様といえばお互い様だ
社会保険労務士の方が程度が低いことが多いというのはその通りでしょう
ほとんど経営側の仕事しかしてないじゃないかという指摘もごもっとも
社会保険労務士の側の努力が足りないことは認めざるをえません
もっともっと頑張らないと
もちろん弁護士も社会保険労務士も士業として拠って立つ所は同じ法律
でも法律上の権利を実現する(白黒はっきりさせる)弁護士と
労使間の調整を目指す(曖昧でも丸く収める)社会保険労務士では
そもそもの前提となる発想も解決のための手法も異なるのです
経営側の弁護士、労働側の弁護士というのはあっても
経営側の社会保険労務士、労働側の社会保険労務士というのは
私は基本的にはあり得ないと思っています
自分の代理人として相手と闘ってほしいなら弁護士にお願いすればいい
それはちょっと自分の気持ちとは違うと思うなら
私のような立場の社会保険労務士に相談して欲しい
私が簡裁の訴訟代理権を目標とする連合会の動きに批判的なのは
そんな考えが根本にあるからです
誤解のないように念のため付け加えると
私は経営者側から依頼の仕事も労働者側から依頼の仕事も引き受けますが
それは「経営側と労働側のどちらにも立つ」という意味ではありません
仕事を引き受けるときには私はどちらの立場にも立たないことを宣言します
(実際の話の中ではもう少し違う言い方をするのですが)
その宣言を依頼人が了解しなければ引き受けない
それが社会保険労務士として守るべき倫理だと私は思っています
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私のモチベーションもちょっとアップします
>経営側の弁護士、労働側の弁護士というのはあっても
>経営側の社会保険労務士、労働側の社会保険労務士というのは
>私は基本的にはあり得ないと思っています
社労士というのはそうでないとって信じていたので、僕はこの資格を取得しました!
>簡裁の訴訟代理権を目標とする連合会の動きに批判的
私もそうなんです。
私のつたない文章を、ここまで肉付けしていただけたこと感動です!
そして、あらためて、社労士としての使命はなんなのかなってシミジミ考えました。
もし宜しければ、僕の記事にTB張っていただけたら、非常に感動です!