横浜国立大学名誉教授である宮脇昭博士によって提案された
今話題の『防潮堤』
4月上旬、被災地を現地調査した宮脇氏は「森の防潮堤」作りの提言をとりまとめ、
仙台市長や南三陸町長などに進言するとともに、
内閣府まで出かけて政府の「東日本大震災復興構想会議」に提言を提出しています。
『いのちを守る森づくり~東日本大震災復興~』
《メリット》
がれきを再利用することで、処理や埋め立ての量を減らすことができる。
木片は広葉樹の栄養分になり、コンクリートが根を支える土台になる。
津波での水位を低下させる。
引き波でフェンスの役割をし、人命の海への流出を防ぐ。
森は波を破砕し、逃げる時間をかせぐ。
処理コストが安い(運搬費、分別、焼却コストが不要)
被災地に復興予算を集中することによる雇用と経済効果がある。
アスベスト、化学物質、放射性物質等を拡散するリスクが低減。
『津波からいのちを守る長城プロジェクト』
報道ステーションでは
「いまあるがれきを全部使っても必要な盛り土の4.8%にしかならない」
『がれきで森を再生 84歳学者の闘い 森の力で被災地を救え!宮脇昭 』
莫大な輸送費(北九州まで1トンで約17万円)を使って被曝する人を増やすより
思い出のいっぱいつまったもので出来た森。
燃やされてどこへいったか分からなくなるより
『あぁここで森となって人間を守ってくれるんだ』と思える方が
ずっとずっと希望があるではないか