やっと秋らしくなってきました~ こんにちは、スマイリーです
久しぶりのブログ投稿、今回は勉強会の報告です☆
9月15日、岐阜県美濃加茂市で「SAVECHILD中濃」さん主催による松井英介先生の勉強会がありました。
松井先生といえば・・・
『放射線被ばくから子どもを守るために』 http://www.saypeace.org/image/hibakuyobou.pdf
このリーフレット、目にした事のある方も多いと思いますが、監修をされているのが松井先生です。
岐阜環境医学研究所の所長をされていて、呼吸器を専門とするお医者さんでもあります。
勉強会は・・・ (私の記憶によると)
放射線の基本的な話しから始まり・・・・チェルノブイリ事故、イギリスの再処理工場セラフィールドやフランスの再処理工場ラ・アーグ周辺での小児白血病の話し、アメリカの核施設ハンフォード、イラクの劣化ウラン弾、広島・長崎の原爆、水爆実験で被曝した第五福竜丸、そして福島事故と幅広くお話しされていました。
現状のお話しでは「低線量」内部被曝の源を下記の4点にポイントをおいて話されていました。
福島第一原発からいまだ放射性物質が放出されている事。
「除染」は「移染」でしかなく、地元の人々の手による危険な作業が続いている事。
瓦礫の焼却処理による大気汚染と高濃度汚染焼却灰の埋め立てによる地下水系の汚染の問題。
食品の問題だらけの基準値
そしてこれからしていかなければならないことは・・・
線量の高い地域の子ども達が集団で避難できるように法を整えること。
食品に含まれる人工放射性物質は本来ゼロでなければならない。抜き取り検査ではなく、きちんとした検査体制が必要。
特に子ども達の学校給食には汚染されていない食材を使用すべき。
汚染の少ない所での食糧生産をする為の農業政策の見直し
そして今日本に 「エートス プロジェクト」 というのが来ているというお話しもありました。
エートス プロジェクトといえば原子力推進勢力による安心を宣伝するアレですね
他にも福島の子ども達の甲状腺異常の話しや、眼の水晶のにごり、心臓疾患による子どもの突然死の増加などのお話しもあり
胸がとても苦しくなりました・・・・・。
勉強会終了後に、個人的に 『愛知の水道水の汚染』 について松井先生に聞いてみました
→ 愛知や岐阜は降った量が少ないからそんなに心配はいらないと思うが、木曽川水系などは山に積もった物が少しずつ流れ出す事も考えられる。
検査してみたほうが良いかも・・・・・との事。
・・・もう1つ質問 『同じ年齢の人が同じ量の被曝をしても症状の出る人と出ない人がいるのは何故か?』
→ 結核が流行った時も症状が出る人と出ない人がいた。原爆の時もすぐに死んだ人と今でも生きている人がいる。肥田先生もその1人。
第五福竜丸の大石さんもそう。1人1人身体の中の環境が違い色んな事が関係してくるのでは?
だけど一番大事なのは希望を持つこと。楽しく生きることではないかな。肥田先生が言っている6つの事がやはり重要になってくるのかもしれない。
・・・でした。(注: 私の記憶によります)
私はなるほど~確かにそうかもしれないなぁ~と思いました
希望を持つ事 楽しく生きる事
とても親切に対応してくださった事にすごく感謝しています
それから・・・・・ちゃっかり「あまママ」のブログを先生に紹介させてもらっちゃいました
↓先生の返信 (掲載も快くOKしてくださいました!先生ありがとうございます)
「未来をつくるいのち」 ・・・・・
自分の子どものいのち・・・・・
子どもの友達のいのち・・・・・
あま市の子ども達のいのち・・・・・
愛知県の子ども達のいのち・・・・・
日本の子ども達のいのち・・・・・
その1つ1つが 「未来をつくるいのち」
自分のやれるところから1コずつでも行動して行こう
たとえそれが微力だとしても、「未来をつくるいのち」を守る事につながっていくはず。
改めてそう思いました。
今回この勉強会に参加させて頂き、行動するための勇気を先生から頂けたように感じています
松井先生どうもありがとうございました!!
そしてSAVECHILD中濃のみなさん、素敵な企画をどうもありがとうございました!!
さ~て!! 明日も頑張って弁当作るぞ~