こんにちは、秋田・地ビール 湖畔の杜レストランORAEのミミです。
今日は湖畔の杜ビールのデュンケルの事について書きます。
デュンケルとは暗いという意味で、濃色のビールをさします。通常私たちが飲みなれているビールは黄金色をしていますよね。あれを指して淡色といいます。さて何でビールの色が変わるのかと申しますと、麦芽の色で決まります。色と言うか焙煎度と言いますか・・・。炒っていない麦芽は焦げてないので、色もきれいでその麦芽で作ったビールは黄金色になるという訳です。一方、炒るとどのような事がおこるかと言いますと、麦芽中の糖分が焦げて黒っぽい色がついてきます。その炒りの程度によって、麦芽がカラメル色になったり、真っ黒になったりする訳です。要するに炒った麦芽にも段階があって、ビールのタイプによって使いわけると言うわけです。
前段ながくなりましたが、湖畔の杜ビールのデュンケルは、プリンのカラメル色程度に炒った焙煎麦芽を使用しております。従って、クリスタルな輝きもありつつワインレッドのような濃さもあり非常に美しい色あいです。
このビール、実は開業以来、ビール好きが愛するビールとして、指名買いがとても多いのです。
ビールの好きの方、もしくはお酒の強い方に好まれるという感じで、湖畔の杜レストランORAEにおこしになるお客様でも、あの方はデュンケルしか飲まないという方も沢山いらっしゃいます。
販売店さんのお話を伺っても、自然に固定客さんがついてきて、販売数が安定しているとおっしゃっていました。
ORAEにお越しになる方もそうですが、販売店さんでも完全に指名買いして頂いているという事は、何かがあるのでしょうね。。。と客観的なもの言いですが。。。作り手としては、濃いビールにありがちなバランスの悪い甘さ感が残らないよう、上質の甘さを残す事に気を使っております。上質の甘さというのは、上白糖と三温糖の違いとでもいいましょうか。上白糖の甘さと三温糖の甘さの違いを出すのは、麦汁を作る過程にノウハウがあるわけです。
湖畔の杜ビールのデュンケルを作る工程には、そのようなノウハウもあり、濃いのに飲み疲れしない、飲み飽きない味わいになっておりまして、それが多くの方にご指示頂いている理由なのかと分析しております。。。
さあ、飲んだことのない方、是非ビール好きが指名買いする「湖畔の杜ビール デュンケル」をお試しあれ~!!