当社で数日前に「疫災退散」を祈願してアマビヱを冠したビールを発売しました。全国的にアマビヱが疫災からの守り神様として紹介された事で、わかりやすさと言う点でアマビヱを冠させて頂いたわけですが、実際のところ当県のその神様は「鹿島さま」です。
特に秋田県南地方の方たちは「鹿島さん」と親しみを込めてお呼びしているこの「鹿島さま」は「鹿島大明神」で、武神と言われますが江戸時代より秋田に定着し、未だ県南部には「鹿島送り」と言われる行事もございます。
今は数体しかお見受けしませんが、昔は村境にこの大きな「鹿島さん」が仁王立ちしていたものです。
何故かって、疫病が村に入り込まないよう「鹿島さん、睨みをきかせて下さい!!」との村人たちの願いだったわけです。
仁王立ちしている「鹿島さん」は、いかにも「如何なる疫病も入り込む事はまかりならん!!」と言って下さっているようで、私はいつも「鹿島さん」の前を通ると、「鹿島さん、いつも有難うございます」と、心の中で敬礼しております。
秋田県の皆さん、是非 誇り高き我らが 鹿島さんの画像をお守りにしてください。
(え~ともっと言いますと、茨城県こそ鹿島様なんですよね。。。茨城県の皆さんも鹿島様にきっと畏敬の念をお持ちだと思います。茨城と秋田は歴史的にも深いつながりがございますからね。。是非、この機会にお調になって下さい)