カリフォルニア便り ーFROM OQ STUDIOー

~南カリフォルニアから~
陶芸家の器と料理、時々王様の日々

ジャパン

2011年03月09日 | Soliloquy

 

日本に行っていた運び屋が、一冊の本を持ち帰って来た。

 

私は十数年前、巨大な課題を背負い、それは未だに解決の糸口さえ見えてこない。

時にはそれが重すぎて、視界から消そうと試みたりするけれど、

どこまでも影はつきまとい、絶対に消えてはくれない。

この本のページをめくる度に、課題は更に大きさと重さを増して行く。

それに反比例して時間は過ぎゆくばかりなりけり。

こころざし半ばで倒れることが有っても構わない

私に課題を託した人の言葉にすがって今日を生きているだけだ。

情けないけれど、生きている間に恐らくこの課題をこなすことは出来ないな。

そして私が次に何に生まれ変わったとしても、それを背負い続けるはずだ。

次の世の私の為にも、少しでも課題を軽くしておきたいと思うけれど、

出来るのかな?


未熟な私にジャパンは重い。


・・・・・とここにもう一人、ジャパンを背負う男が居た。

お~おっ侍ジャパン

王様が初めて(多分ね)お召しになる装束は侍ジャパンの柔道着だった。

しかも黒帯。さすがは王様。お似合いになっている。

肩には日の丸が


これは私の親愛なるスーパーマリオが王様への貢ぎ物として運び屋に託してくれた。

ふっ、イカしたセンスだな。

私としては「お前がこれを着て戦え」と言いたい所だけれど、

いくらなんでもサイズが小さ過ぎるだろう。


『お前も頑張れよ』王様より。

 



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