松下啓一 自治・政策・まちづくり

【連絡先】seisakumatsu@gmail.com 又は seisaku_matsu@hotmail.com

★福祉と政策法務(市町村アカデミー)

2012-09-05 | 2.講演会・研修会
 この夏、3回目の出動となった。今回のテーマは、福祉と政策法務。25名の福祉担当者が参加した。
 今回の研修は、5日間コースなので受講者は忙しい。最初に、法制執務の基礎をやり、中間で私の話と演習指導が入る。最終日に、その成果の報告会になる。最終日も私が引き受けたほうがいいが、すでに先約があり、参加できなかった。
 講義のほうは、2コマなので、その中に収めるのが難しかった。自己紹介を兼ねた法務の真髄を30分に短縮し、条例の順番、法令の範囲内をやった。それでも、午後に一部食い込んでしまった。
 短いコースであるが、参加者が和気あいあいとしていて、いい感じであった。迷ったが、早寝早起き条例を少子化対策だと言ってしまったが、幸い受けて、やりやすかった。ダカーポを知っている人も多く、これもやりすい。時間がないので、みなが演習室へ席を異動しようと移っている間も、私はしゃべり続け、何とおしゃべりだと思ったろうが、私は横浜市時代は寡黙な職員であった。言い訳のようにそれも言ったが、「ああそうですか」と流されてしまった。
 演習室では、グループに分かれて条例をつくることになる。演習室を回って、条例づくりのサポートするのが私の役割であるが、問われるままに、言われるままに、仕事のコツやら体験などを話してしまった。担当のSさんが、止めなければ、ひとつの演習室で3時間時間くらい、ずっと話し続けることになってしまったろう。その影響で、この日は夜遅くまで検討になったグループもあったのではないか。しかし、大いに笑うことはいいことである。
 それでも、最後のほうは、調子が出てきて、条例づくりのポイントを指摘することができた。そこで、もう一周と思ったが、ほとんど時間切れになってしまった。私のブログ『ゼミ室から』を見せる時間があったら、もっとビシビシと指摘しろという意見もあるかもしれない。それもそうだろう。でも、大事なのは、教わるのではなく、自分の内発力を引き出すことなので、こうした呑気な話題から入るのもいいのではないか(先生の話は、ほとんど呑気な話題であるという反論あり)。ともかく人生いろいろである。
 9月に入り、日もどんどんと短くなった。家に着くころは、すっかり暗くなっていた。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ☆議員提案の横浜市市民協働条... | トップ | ★二都市合同研修1日目(相模... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

2.講演会・研修会」カテゴリの最新記事