
私の問題意識は次の2つ。
エリアリノベーションする田浦月見台住宅は、都市計画や建築、まちづくりをハードの人たちには、魅力的な取り組みだと思う。 ただ、私は、ハードの知識はないので、都市計画の人たちとは、関心の観点が全く違う。
最大の関心事を端的に言うと、ここをなぜ更地にしなかったのかである。要するに、なぜわざわざ、こんな面倒なことをするのかである。
私が市役所にいたときは、こうした挑戦は普通のことであったし、それをやるのが自治体職員だと教わってきたが、今は、失敗が許されない時代で、人手もない時代でもある。私が現役のころよりも、職員は2倍働いているだろう。こうした厳しい条件のなかで、なぜ、こんな挑戦をしたのか、そこはぜひ知りたいところである。それを突きほぐせば、何か一般化できる法則を導き出せるような気がするからである。
仮説は、日ごろからの、気心が知れて、本音で話せる相手とのつながりがあったことがキーになったというものである。もしそれが正解なら、自治体職員が時代を先駆ける政策つくるコツは、人とのつながりを大切にすることだということができる。もし、それが正しければ、自治体職員が学ぶべきことも決まってくる。このテーマをそんな観点から見ている。
もうひとつは、空き家対策からのアプローチである。空き家対策は個々の空き家がターゲットで、面全体での空き家対策は論じられたことがない。今度空き家問題の講演を頼まれているので、田浦月見台住宅を空き家対策の面から紹介したいと思う。
エリアリノベーションする田浦月見台住宅は、都市計画や建築、まちづくりをハードの人たちには、魅力的な取り組みだと思う。 ただ、私は、ハードの知識はないので、都市計画の人たちとは、関心の観点が全く違う。
最大の関心事を端的に言うと、ここをなぜ更地にしなかったのかである。要するに、なぜわざわざ、こんな面倒なことをするのかである。
私が市役所にいたときは、こうした挑戦は普通のことであったし、それをやるのが自治体職員だと教わってきたが、今は、失敗が許されない時代で、人手もない時代でもある。私が現役のころよりも、職員は2倍働いているだろう。こうした厳しい条件のなかで、なぜ、こんな挑戦をしたのか、そこはぜひ知りたいところである。それを突きほぐせば、何か一般化できる法則を導き出せるような気がするからである。
仮説は、日ごろからの、気心が知れて、本音で話せる相手とのつながりがあったことがキーになったというものである。もしそれが正解なら、自治体職員が時代を先駆ける政策つくるコツは、人とのつながりを大切にすることだということができる。もし、それが正しければ、自治体職員が学ぶべきことも決まってくる。このテーマをそんな観点から見ている。
もうひとつは、空き家対策からのアプローチである。空き家対策は個々の空き家がターゲットで、面全体での空き家対策は論じられたことがない。今度空き家問題の講演を頼まれているので、田浦月見台住宅を空き家対策の面から紹介したいと思う。