松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆市民協働は、総務部(政策部)・市民部(三浦半島)

2019-08-11 | 1.研究活動

 うち合わせは、いつも汐入のスタバ。目の前が、横須賀軍港で、潜水艦が、ゴロゴロいる。

 この日は、T市の市民協働の人たちと打ち合わせ。話の中で、市民協働は、どこの部に所属するべきかという話になった。ちなみにT市は、総務部にある。前の市長さんは、よくわかっていたので、総務部においた。市長さんが変わり、機構改革の話が出ているのだろうか。

 何部で所管するかは、市民協働とは何か、市民協働をどのように捉えているかで決まる。

 市民協働を市民と一緒に仲良くやるというレベルで考えると、市民部になる。そして、市民協働課ができる仕事は、市民と仲良くやる内容で、現状維持的な活動にとどまってしまう。

 市民協働を自治経営の理念と考えると、総務部や政策部になる。ここから新たな市民参加の制度や仕組みの提案が生まれてくる。もはや、今までの税金だけによる行政はできないが、次の時代の生き残りは、この協働を起点にすることになるが、その司令塔として、ドラスティックな提案も行っていくのが市民協働担当の役割となる(名称も、協働政策課?がふさわしいか)。

 機構改革の機会があれば、市民部から、総務部(政策部)への転換を考えて見てほしい。きちんと勉強しないと、なぜ総務部(政策部)なのかは、説明できないだろう。その過程で、市民協働の意味が市役所全体で理解できることになればいいと思う。これができると、2040年に向かって、はじめてスタートが切れることになると思う。

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