松下啓一 自治・政策・まちづくり

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★政策法務講座(伊丹市)

2013-02-19 | 2.講演会・研修会
 伊丹市の政策法務研修会に参加した。
 伊丹市では主査級になると、政策法務研修を受けるということである。実は、一昨年もこの研修に参加したが、昨年は休みとなった。主査級になる人がそう多くないので、毎年は開けず、2年に1回の開催になるらしい。
 メンバーが少数で、しかも主査級の人たちなので、研修は、どんどんと進んだ。私の体験談も、リサイクル条例までいったのは珍しい(最後の質問コーナーで、その後を聞かれた。都市計画企画調査課の話を少しした)。
 研修では、徳島市公安条例の大法廷判決を考えるが、そのなかで、条例ができる具体例を考えてもらうことにしている。
 伊丹市といえば、何と言ってもパチンコ条例である。お隣の宝塚市では、条例は違法とされたが、伊丹市では目的が違うということで、合法となった。これをみなよく知っていて、例としてあげていた。
 政策法務研修では、私はついつい応用に走り、居酒屋(又は・若しくは)スナックなどという問題を出すが、受講者がまじめな分(伊丹市では財政基盤部という部がある)、今回は受けたようだ(ただし、早寝早起き条例が少子化対策というは受けなかった)。 
 前にも書いたが、伊丹市で政策法務研修を引き受ける動機は、やや不純である。今回、法制担当のH課長は、議案審査の真っ最中ということであるが、お昼に顔を出してくれた。ついでに、企画中の政策法務の本について、相談に乗ってもらうことにした。担当のYさんもやってくれそうで、いい本になるだろう。
 市役所へ行く前、阪急伊丹の駅そばの食堂で、お昼を食べた。寿司もあって、若いお兄さんが寿司を握っている。そこに、顔なじみらしいおばちゃんが入ってきて、「私も握ってもらいたいわぁ」(この辺りの関西弁のニュアンスはうまく表現できない)とひとこと。私は、思わず噴出してしまった。その後、しばし談笑。関西に来たと思った。
 今回は、伊丹市への経済効果は、阪急伊丹駅前の千鳥屋で買ったお饅頭だけ。ちょっと覗いたら、お茶を出され、味見を進められたので、買うことになった。ついつい、のせられやすい。少し時間があった大阪空港では、だいぶお土産を買ったが、これは伊丹市の経済効果になるのだろうか。
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