松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆若者議会と成果(7)メンバーの自己肯定感・有用感

2021-03-27 | 若者議会
 若者議会の政策効果(定量効果)については、ちょっとお休みして、若者議会のメンバーの自己肯定感・有用感についてふれておこう。

 若者議会メンバーや新城の人たちが、考えているよりも、世間の評価は、ずっと高い。そもそも、若者たちが、まちの政策を考えるという仕組みそのものが、ほとんどないからである。

 あっても、1,2回集まって、意見を言う程度であるが、新城市の場合は、予算要求をするので、難易度は高くなるからである。実際、大人が同じ役をやったら、どれくらいできるのか。結構、手に余るという大人も多いと思う。

 自分たちの自己肯定感・有用感を感じるのは、外に出たときである。相模女子大学には、2回来てもらった。他の若者会議との交流セミナーに、新城を朝出発して、相模大野まで来てもらったが、発表内容は、秀でていた。とくに取り組みの幅広さを感じたが、それは、伝統と予算を伴うためだろう。

 終了後の交流会になると、新城の若者は人気者である。若者同士なので、あっという間に親しくなるが、やはり先輩格の雰囲気となる。

 新城市の公式記録では、若者議会の事例発表は、H27 0件、H28 6件、H29 5件、H30 6件、R1 4件であるが、ここには、サガジョの若者フォーラムは、入っているのだろうか。

 ちなみに、サガジョチームの強みは、なんでもありのおおらかさであるが、それはそれで魅力だと思う。
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