松下啓一 自治・政策・まちづくり

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★市民参加研修(茅ヶ崎市)

2019-02-04 | 2.講演会・研修会
 茅ヶ崎市の市民参加研修会である。茅ヶ崎市は、毎年、主査級に昇任した人たちを対象に、自治基本条例と市民参加の研修会をやっている。今年も頼まれた話をした。

 最初に自治基本条例と市民参加条例の意義を話した。最近は、さざえさんをテーマにするが、この日も、波平さん、フネさんに絡めて、市民参加の必然性を話した。

 この研修で、重視しているのは、茅ヶ崎市が持っている市民参加の諸制度を丁寧に説明することである。これは前任の担当のわがゼミのk.sかぁが、丁寧な資料を作ってくれたので、それに沿って、まずは説明している。

 もちろん、私の話であるから、そこから脱線し、例えば、市民がリサイクルの政策を提案するタイミングは、市長選挙の何年後かなどといった話にもなる。

 エピソードや市民参加のための小技を入れ込まずに、淡々と話ことはできなくなってしまった。ただ、面白い話をしたつもりであるが、滑って、滑って、最後の手である、ポストイットも、受けなかった。あまりに講師のテンションが高いので、惹かれてしまったのだろうか。

 その理由として思い当たるのは、茅ヶ崎の管理職のたしなみは、サーフィンで、役所に出勤前に、海に入ってくる。担当の協働課長さんも、冬の海でも入るそうである。この茅ヶ崎の管理職の話をどこかの地方でしたら、「うちらとはえらく違う」と感心された。始まる前に、この話で盛り上がり、そのテンションのまま講演に入ったのが、滑った原因なのかもしれない。

 話しながらいい提案を思いついた。全庁的に、市民参加がうまくいった小技を集めたらいいのではないかと提案したが、担当者が目をそらしたので、あまりいい提案ではなかったようだ。

 終了後、食事をしながら、k.sかぁたちに、今私が手がけている試みを話したら、「先生、クレーマー」と言われてしまった。以前、道路の真ん中にある看板を市役所に通報したときも、その時の様子を実況中継風に授業で話したら、学生たちに「先生って意外とクレーマー」と言われたが、今回も、負うた教え子に教えられ、そう思うのかとあらためて確認した次第である。持つべきは、教え子である。

 終了後、逗子に寄って、この前の選挙で負けた平井市長さんの様子を聞きに行った。余計なことであるが、長く努めた市長職から、一気に無職になって、大変ではないかと心配したからである。だからといって、私に何かできるわけでもなく、ただ、心配になっただけであるが、元気そうとのことで、一安心した。まだまだ若いので、捲土重来を期してもらいたい。

 へんに忙しい一日だった。

  
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