松下啓一 自治・政策・まちづくり

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★協働-市民ができること、行政ができること(草津市)

2020-07-29 | 2.講演会・研修会
 滋賀県草津市は、総合計画を作っていて、審議会の外部の市民会議を作っている。その市民会議メンバーに対する講演会である。

 本来は、もう少し早くやるつもりだったが、コロナ禍で、先延ばしになった。この日は、第二波が来たので、開催するかどうか、悩んだと思うが、ソーシャルディスタンス型で、開催した。

 約20人のメンバーを午前と午後に分け、少人数にして、距離を保ちながら行った。また時間も、2時間以内できちんと終わらせるということで、私の持ち時間は75分で、そのなかで講義とワークショップを行った。

 1回目は、余計な話やいつものポストイットの小技などを入れて、面白かったが、時間が切迫して、ワークにしわ寄せがいった。2回目は、余計な話を切り取ったので、あまり面白くなかったと思う。その分、ワークの時間は、ややあった。

 草津市の協働は、初期に作ったので、それが逆に足かせになって、NPO型の協働というのが特徴である。草津は、人口がまだまだ伸びていて、また文化度が高いので、それも理解できるが、この先10年を考えると、もっと市民全体に裾野を広げたほうがいいのと思う。本来の協働への転換である。

 どこに行っても、協働が、国語としての協働か、NPOからみての協働にとどまっていて、もどかしさを感じるが、きちんとした協働の本を書くべきなのだろうか。でも、何か、今更感もあって、なかなか、書く気にならない。このもやもや感が、蓄積すると、書く気になるかもしれない。

 今回もいろいろな人にお世話になった。この総合計画を受託している、(株)ぎょうせいの皆さんには、さまざま気を使っていただき、お世話になった。草津市の職員の方にも、またお世話になった。それにしても、最近の市役所の若手職員は、みな爽やかで、格好がいい。おそらく、役所は、そういう職場になったということなのではなく、全体に、若者が、格好良くなったのだろう。

 男も女も、格好良くなっているのに、なぜ、出会いの機会が、少ないのだろう。富山の研修では、行政施策としての出会いの場作りが、政策テーマとして採用されなかったが、来年は、もう少し強くプッシュしよう。
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