松下啓一 自治・政策・まちづくり

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◇退職記念ディナー・クルーズ(横浜港)

2018-07-22 | 5.同行二人
 本郷台の研修センターの歴代の研修メンバーから頂いたディナー・クルーズに行った。

 この研修は、これまで自治体でほとんど取り上げていないが、今後、大きな流れになると思われるテーマを取り上げ、その道筋を示す研究会だった。ここから、その後の、空き家問題の潮流、今、大きな流れになろうとする若者政策、新たな総合計画のあり方、都道府県と市町村とのチームとしての行政サービス、在住外国人活躍政策など、新しい政策が生まれ、今後、10年以内には、自治体の重要な政策となってくる政策が生まれてきた。

 研修のあり方として、当面のスキルを身につける研修もあるが、将来を見据え、先取り的な政策を考えるのも、必要な研修だと思う。それは地方自治をリードしてきた神奈川県の役割でもある。自治体の受講者から、「こんなこと、今は誰も考えていないだろうね」と言いながら、新しいテーマを一緒に苦労したことを思い出す。

 この研修がいよいよ終わるとき、最後の研修を担当したKさんたちの配慮で、最後は、盛大な修了式をやっていただいたことは、私にとっては、何よりの財産であるし、その際に、ご夫婦でと頂いたのが、今回のクルーズ・ディナーである。


 横浜港は、仕事で何度も船で回っているが、それはもう30年前のことで、みなとみらいは、まだまだランドマークとホテルがあるくらいの時代であった。赤レンガ倉庫も、いたずら書きが書いてあった時代である。それを今日の賑わいをイメージして、着実に、計画を進めた都市計画のプランナーたちは、すごいと思う。


 この日は、夏の土曜日なので、私たち世代の人のほか、アベック、子ども連れで、ほぼ満席だった。久しぶりに来た大さん橋は、すっかり観光スポット、デートスポットになっていた。赤レンガ倉庫の向こう、夕焼けのなかに、ランドマークタワーや観覧車が見えてロマンチックである。


 私たちが、若かったころは、横浜港は、山下公園しかデートスポットはなかったが、今だったら、大さん橋をはじめ、横浜港はデートスポットに困らない。若者でなくても、一度は、夜の横浜港を訪ねてみるといいだろう。


 今回のような機会を作ってくれた、一緒の勉強した仲間に、この場を借りて、お礼と感謝の気持ちを表したい。
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