動物から感染、新型コロナウイルス。

きのう、

動物から人間に感染したことは報告されていない、

と書いたが、

今日読んだメルマガで、

その報告があった。

感染源は、

ミンク（写真



である。

ミンクは毛皮をとるために、

ヨーロッパでは牧場で飼育されているそうだ。

報告は、

デンマークからだそうで、

これって、

けっこうヤバい気がする。

というのは、

ミンクは、イタチ科の動物だからである。

「豚コレラ」という病気をご存知の方は多いと思うが、

この病気、ブタだけにうつるのではなく、

イノシシにもうつる。

野生のイノシシを介して、

養豚場から別の養豚場にうつるのがわかっているので、

昨今は、

大規模に野生のイノシシに、

彼らのエサになるようなものに、

ワクチンを混ぜてヘリコプターなどでまいたことがニュースになることがある。

近縁種は、遺伝的にかなり近いので、

新型コロナウイルスが、

ミンクに感染するならば、

「イタチ」に感染してもなんの不思議もない。

イタチは、

国内でも極々ありふれた動物だと思われる。

前にも書いたが、

ウイルスは自分では移動できない。

感染者が運んでいるわけだが、

その感染「者」がヒトならば、

自粛要請にこたえてもくれようが、

「イタチ」にそれを頼んでもそれは詮無きことであろう！

かれらが、

せっせとウイルスを運んでくれるのは、

想像に難くない。

そして、

宿主を変えるたびに、

変異を繰り返すと考えられるから、

ますますワクチンを作るのは困難になる。

最後は、

「血清療法」に頼る以外、

治療法がなくなるのではあるまいか？