歌い手(金玉子）

私はある動画サイトを見て、素敵な歌を歌う人をいつもいいなあっておもっていた。
その歌い手にあえる、イベントに足を運ぶことになった。

そのぶーずにいると、歌い手はいなく、係りの人らしき人がいた。
たぶん、その眼鏡のぶさメンの男が、たぶん歌い手らしかった。

歌を歌って聞いていると、目をつぶればとてもすてきにきこえた。
わたしはそうそう、あきらめてさろうとしていた。

「やあ、僕が、あの●●だよ」

「そうですかあ。イメージちがいますよね」

「ああ、最近体を壊して寝込んでいてねむくんでいるんだ」

「それよりも、よかったら僕の生歌を聞いてみないか」

暇だったので、私は誘われるままに、カラオケに行った。
確かに歌い手である●●さんだった。

「ねえ、きみのでんわばんごうをおしえて」

「わたしはおしえれません、貴方の番号は」

その歌い手は教えてくれた。私は相手にはしなかったのだがその歌い手がたまたま、近くいた。
ストーカーのように、私をいつのまにか、探し当てた。

あまりに熱心にさがしあてられたので、なんだか運命のような気がしてつきあった。
何度もそれから、私はその歌い手と関係を持った。

そしてある時に妊娠が発覚した。
もちろん、親に聞かれて正直に話した。

警察に相談して捕まった。
そして、全国に彼の素顔が知れ渡った。

とてもくやしかったけど、せいせいした。
顔出しのない歌い手なんて、こんなものなんだといいたかったのだ。

★これはぱにょさんを想像して、書きました。まあ、現実と夢はちがいますよね。
　淫行はよくありませんし。