太田南コミュニティ

香川県高松市のほぼ中央に位置する太田南コミュニティの活動記録です。

暮らしの中の防災力アップ・減災力アップ講座⑤

2009-07-02 23:24:36 | コミュニティセンター講座
7月2日(木)


「大切なものを守るために学ぼう」というテーマで開催中の
5回シリーズの防災講座の5回目です。

最終回となる今回は、「普通救命講習会」です。

皆さんは、AEDがコミュニティセンター1階の事務室入り口の壁面に
設置されていることをご存知ですか。


AED(自動体外式除細動器)とは・・・
心臓がけいれんし血液を流すポンプ機能を失った状態(心室細動)になった
心臓に対して、電気ショックを与え、正常なリズムに戻すための医療機器です。

2004年7月より医療従事者ではない一般市民でも使用できるようになり、
病院や診療所、救急車はもちろんのこと、空港、駅、スポーツクラブ、
学校、公共施設、企業等人が多く集まるところを中心に設置されています。

最近では、一般市民の方がAEDを使用して救命した事例も増えてきました。

記憶に新しいものでは、香川県内の中学校の先生、またマラソンに参加していた
タレントさんがAEDによって一命をとりとめたという話があります。

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今回は、いざという時に慌てずに対応が出来るようになるために
23名が「普通救命講習」を受講し、AEDの使い方を学びました。

講師は、高松市消防局の北原さんと大森さんです。

まずは、講義・・・


続いて、DVD視聴・・・
 

ひと通り説明を聞き、映像でも学習したあとは、実技講習・・・
 
受講者全員が交代で実習しました。
①周辺安全確認 ②助けを呼ぶ(119番・AED依頼) ③気道確保 
④人工呼吸    ⑤胸骨圧迫  ⑥AED使用

積極的に実習に取り組む、熱心な姿に
講師から お褒めの言葉をいただきました。


約3時間の講習を終えた受講者には「普通救命講習修了証」が渡されました。

これを機会に2~3年に1回は普通救命講習を受講するのが理想とのこと・・・
講習でのことを忘れることは悪いことではなく、
忘れても繰り返し学習することが大切ということです。

実習を終えた感想として・・・

AEDは、操作方法を音声ガイドしてくれるため、
簡単に使用することができることが分かりました。

また、心臓の動き(心電図)を自動解析し、電気ショックが必要な方にのみ
電気ショックを流す仕組みになっているので、安心だということも分かりました。

もしもの時に、AEDによる早期の応急処置が大変重要であることも知りました。

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初めての試みだった5回シリーズの「防災力アップ講座」も これで、終了となります。
いかがでしたか?

熱心な方が大勢いて、皆勤のかたも数名いらっしゃいました。

受講された皆さんが
今後、様々な方面でご活躍されることを期待しています。