ゴルフレッスンからの帰り道。
夫婦二人して無言。
二人ともうまくいかない。
フォームを根本から変えているのですが、私はボールに当たらなくなり、訳がわからず、主人もかえってうまく行かなくなった・・・
二人とも下を向いて無言で夕食です。言葉がない味気ない食卓。
私はレッスンの先生のさっき言われたことを思い出していました。
「おにむら杯に間に合わなくてすみません。」
そういえば、レッスン始めた時、「おにむら杯に間に合うようにしましょうね!」って言ってくださって、それを夢見てうれしかったな。なのに私ったら・・・
こう思いました。フツーの人なら、10回もレッスンに行けば何とかなるんだろうな。私はやっぱ、超不器用だから、そうはいかないんだろう。そういえば私の人生、あの時、私一人だけできなかったな・・・この時も一番ビリだったな・・・その時は大失敗して・・・
と、マイナス思考のスパイラルにどっぷりとはまり込んでしまったではありませんか!!
「やめよっかな?才能ないのにやったって、みんなに迷惑かけるし面白くないもんね。」
「でも、負け犬のままゴルフをやめるのか!ゴルフって人生と同じっていうじゃないか。私の人生、ダメダメの負け犬のままでいいのかっ!!」
涙をそっと拭って(ウソ)・・・「もう少し頑張ってみよう・・・」
「いや、やっぱ、やめようか・・・」
壊れかけた心に、いろんな思いがグルグルめぐります。
そして・・・
オバサン(???)は、おもむろにクラブをつかみました。「もう少しがんばってみる!」
夜も更けた部屋の中。一人、怖い形相のオバサンが、何かに憑かれたように・・・汗のしずくと一緒にブンブンとクラブを振り回す・・・
ああ、考えるだに、恐ろしい光景ではありませんか!
でも私、頑張る!自分に負けない!!
顔は怖いが、ガラス細工の心を持つオバサンは、夜空に大きく輝くスーパームーンにそう誓うのでした。(オーバーな・・・)
P.S.言っておきますが、ホントに、かなり落ち込んだんだからね。
ちなみに「私負けない・パート1」は(2013/03/12 )で、二男の養子問題で超苦しんでいた時でした。これは苦しかった・・・