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おにむら歯科の副院長のひとり言

仕事納め

2014年12月29日 07時27分10秒 | 日記
ということで、今日はうちの仕事納。

月並みですが一年、速かった!

おかげさまでたいしたこともなく、平凡ながら、幸せな一年でした。

昨日、大掃除をしていると、出てきました。お宝。

野口嘉則さんから頂いたDVD「鏡の法則」です。そのケースに

「鬼村さんへ すべて必然」と、自筆で書いてくださっていました。

野口さんもフランクル博士も、

起こることは起こるべくして起こり、最後はすべてうまくいくようになっている。

という考えの下、何が起こってもそれには意味があるから静かに受け入れようといわれる。

そう言えば、2~3日前、尊敬する歯科の先生と話す機会があり、

先生が私に少し厳しいことを言われる。

「今後のことを考えると、きちんと話した方が良いと思いますから。」と、言われる。

「ええ、そのとおりです。そのお言葉、ありがたくいただきます。」

そして先生が言われる。

「もう、僕はいい人を辞めたんです!」

「えっ?・・・私もです。」

あまりのジャストタイミングにびっくりです。

いままでは、とにかく「いい人」になろうと、本来の自分をおしこめて封印し、○○すべき・・・で結構生きてきた。

その抑圧されている人格を認め、それを統合して新しい自分、人格を作ろう!

それが今月の課題で、取組み中なのです。(人間学実践塾ね)

だからいい人にはなれません。

でもね、実のところ、隠されていた自分(サブパーソナル)が次々と出現し、いま、とんでもないことになっています。

次々と顔を出す、いろんな困ったちゃんも私の一部。否定したり、切り離すことはできない。

一人一人の言い分を聞いてやろうじゃないか。

認めてあげようじゃないか。

人格の向上はめざしたいと思っているけれど、うわべだけのいい人はもうやめ。

このことをオーケストラに例えるとサブパーソナルは楽団員。演奏者。

次々と顔を出してくる。

私は指揮者。

いろんな演奏者のいいところを認めてあげて、最終的にはすべてをまとめ上げて素敵なハーモニーを作り出す、魅力あるオーケストラに仕上げる。・・・

それが人格を統合し、確立するということ。

あれ?

またなんの話からこうなったのかわからなくなりました。

でも、こういうしっちゃかめっちゃかな自分も私のサブパーソナル。

いいのよ、それで。へへへ・・・

ということで、今年も支離滅裂の中で終わりそうですね。

気が向いたら今年中にまた書きます。

風の吹くまま気の向くまま・・・

ご縁のあったあなた、よいお年をお迎えください。

今年も、ありがとうございました。感謝です。








スタッフ

2014年12月26日 06時26分58秒 | 日記
先日の祝日。天皇誕生日。

うちのスタッフとゴルフ大会でした。

私は前日まで娘の引っ越し手伝いで、這う這うの体で帰ったばかり。

疲れが取れないままに、ようやるわ!

一緒に回るスタッフ二人は8月のおにむら杯以来、全然クラブを握っていないとのこと。

早朝、寒い中をスタート。

回りながらおしゃべりです。

日ごろは仕事の合間にしか話せないのですが、時間がたっぷり。

そして仲間内だもの。下手でも気にならない。

回るうちに、彼女たちはどんどん感覚を取り戻し・・・

レッスンに通う私よりもどんどん飛ぶようになって・・・

はいはい、あなたたちの若さにはかないませんよ!

主人は別格として、女性陣はいい勝負。

ワイワイガヤガヤ、笑いでいっぱいのラウンドでした。

これがゴルフの真骨頂よね!!

もともとゴルフが超下手の私。ゴルフをする意義をしっかりと心に刻んだのでした。

ところで、

うちのスタッフは、みんな長く勤めてくれています。

一番短い人で7年目。

毎日顔を合わせ、一緒に年齢を重ねてきました。

初めてうちに来た時は、学生さんだった彼女たち。

今じゃ頼もしい立派な衛生士さんに。

仕事のプロとしてはもちろん。

恋愛、結婚、夫婦、嫁舅、妊娠、出産、子育て・・・

いろんなキーワードを経験して、女性として、人間としてどんどん成長していく彼女たち。

毎日まぶしい思いで見ています。

昨日は二人が入籍!!

一人はおめでた確定発表!!

まあ、なんておめでたい日!!

仕事が終わって小さなブーケをこの3人に手渡しましたよ。

いいスタッフに恵まれて、幸せな人生です。




娘の武勇伝

2014年12月25日 05時27分02秒 | 日記
娘は、全国各地に出張で飛び回っています。

出張講義をするのです。

今日は仙台、新潟、北海道、広島、熊本・・・

結構ハードです。

だって普通の日も、帰宅時間が夜10時すぎじゃないでしょうか?

月に時間外労働100時間くらいだそうです。(汗)

で、ある日。

出張で新幹線の中。(全席指定席。座席はみんな進行方向向きに設置)

疲れた娘は、いつものようにウトウトしていたんだそうです。

・・・・・・・・・・・

なんか、おしりがモゾモゾするな・・・

と、目が覚め気が付くと、椅子の隙間に後ろから手が伸び、触られている!!

思わず、ビクッ!!としたら、その手もさっと引っ込んだそうです。

娘はドキドキドキドキ・・・

(「本当に怖いときって、声が出ないよ!」娘がそういっていました。)

ガラス越しに映る、その痴漢を見て、携帯で写真をとったそうです。

でも、やはりぼやけてはっきりとは見えない。

数分考えた後、「このままじゃ、絶対後悔する!」

と、娘は意を決して、携帯を構えすっくと立ち上がり、後ろを向いてその人をバシャバシャと連写したそうです。

(私のその写真を見せてくれましたが、手をかざして顔を隠している中年の男性が写っていました。)

そして、降りるときに車掌さんにそのことを告げ、その男性に厳重注意をしてもらったそうです。

・・・・・・・・・・・・・・

「ちょ、ちょっと、こわくない?勇気あったね!」(私)

う~~ん、警察沙汰にしなかったこと、それでよかったんじゃないかな。

その人もこれで懲りるといいな。

しかし・・・・・・・・・・

うちの娘も勇気あるわ!!

わが娘ながら、すごいな~~~~~と、びっくりこいた母親なのでした。はい。

頑張った引っ越し

2014年12月24日 05時48分33秒 | 日記
行ってきました。

娘の引っ越し手伝い。

宮崎を発って4時間。やっとこさ娘のアパートに。

娘は仕事で抜け出せない。帰って来れるのは夜の8時。

鍵を開けて入ると、

あら~~~~~、引っ越しの準備、何にもしてない!

引っ越しは明日の昼。どうするんだよ!!

でも、段ボールの束はある。

よおし、やったろうじゃないかい。

必要な布テープやビニル、紐等を近くのコンビニで求め。

作業着に着かえ、エプロンをつけ、一人で黙々と段ボールを組み立てます。

作業は早いのが取り柄の私。

目にもとまらぬ速さで段ボールの中に次々といれていきます。

透明のビニルに何が入っているのかひと目でわかるように工夫しながら・・・


これって自転車のカギ?これは別にしてた方がいいな。

これはカード。あとでいるかも?

これは引っ越しの手続き資料?これも別に置いといて・・・

黙々黙々黙々・・・・・・・・・・・

すっかり暗くなったころには一通り終わりました。

8時ごろ疲れた娘がご帰還です。

娘の会社は予備校を含む多角経営です。その全部を統合したクリスマス会で、若手は毎年余興をしなければなりません。

娘は妖怪ウォッチの、着ぐるみを紙袋に入れていました。

食事をとれてなかった娘はそれからコンビニ食です。ま、引っ越しだから仕方ない。

それから娘があれはどこ?これはどこ?私に聞きます。

何を聞かれても、ちょっと考えては、それをすぐ見つけ出し、彼女の前に差し出す私。

ああ、私ってなんてすばらしいお手伝いさんなんだ!!自画自賛!!(笑)

二人で明日の手順を確認した後、疲れ切った娘をゆっくり寝せるために、

私はホテルに泊まったのでした。

次の日。

前日は結構雨が降ってたというのに、晴れ!

日ごろの行いがいいとこうなるのよね!ということにして、

朝早く娘のアパートへ。

一緒に最後の荷造りをするのかと思いきや、娘は新しいアパートのカギを遠くの不動産屋に取りに行かねばばらないとのこと。

また、もろもろの手続きもあるとのこと。

結局、最後の最後まで、私一人で準備しました。

昼から引っ越し業者が来て、ええ。私もいっしょに荷物運びを手伝いました。

そして荷物とともに私の体ごと、そのトラックに乗せて運んでもらいました。

新しいアパート(っていうの?マンション?オートロック)

娘はたった今、そこについたばかりで、ギリギリセーフ。

またまた、私も一緒になって荷物を運び、早く引っ越しは終わったのでした。

それからガス会社、NTT・・・の人が来て、一段落したのが18時。

ホームセンターを探し、カーテン、お布団、等々、当座必要なものを買いそろえたのでした。

そして、レストランへ。この二日間で初めて食べるまともな食事。

明日朝早くここを経つ母親の私。

短い時間でしたが、母娘して、いろんな話に花を咲かせたのでした。

娘の置かれている状況。悩み。これからの展望。・・・

話し出したらきりはありません。

娘のためなら、厳寒の中でも、一人で引っ越し、でも、なんでもしてやろうと思う母心。

私も娘に心の中を切々と話したのでした。

あ、長くなりました。

「私の頑張った!」を書きとどめておきたかったので。

まだまだあるけど、今日はこの辺で勘弁してあげます。はい。









娘の引っ越し手伝い

2014年12月19日 07時42分21秒 | 日記
この寒空の中、オバサンは、娘の引っ越しの手伝いに行ってきます。

明日の朝一の飛行機で。

県知事選?ええ、期日前投票してきましたとも。

娘の部屋につくのは正午前。

夜、20時まで娘は帰ってこない。(仕事が終わった後、クリスマス会があるって?んもう!!)

その間、私は荷造り。そうですよ、一人っきりで。

想えば娘の大学卒業時の引っ越しも、私は半日一人で荷造りしたな~。

その間、娘はお友達とお食事会。

私って、まるっきりお手伝いさん。

いいようにこき使われてない?

主人が言います。

「いいじゃないの、甘えられるお母さんってことじゃない!」

う~~ん、そうよね。そういう事にしましょう。

お嫁に行くまではわがままも、目をつぶろうじゃないか。

いつかはお嫁に行ってしまう娘。

お嫁に行ったら、そちらのご両親を第一に。

古いと思われるかもしれませんが、

「つらかったら帰っておいで!」なんて絶対言わない。

しっかり頑張って旦那さんについていきなさい。

旦那さん、うちの娘をよろしくね。

なんてまだ影も形もない、お婿さんまで出てきましたね。

その代り、長男にお嫁さんが来てくれたら、私、お嫁さんを大切にする。

それこそ、まだ、なんの話もない、長男のお嫁さんにまで思いをはせてしまいます。

いつか来てくれるお嫁さん。

将来の姑(私ね)は、あなたが来てくれるのを楽しみにしていますよ。

そして、大切にする。

仲良くしていこうね。・・・・ああ、幸せ・・・・


「こらっ!!ほんと、妄想ばっかりするっちゃから!」


主人が言います。

ふん、夢見たっていいじゃない!

娘の引っ越し手伝いから、遠大な夢?を見る、小さなオバサンなのでした。








マスク考

2014年12月17日 07時18分58秒 | 日記
ここ数年。やたらマスクの人が多くないですか?

花粉症対策、大気汚染、風邪予防、素顔隠し、等々いろいろあるでしょうけど・・・

最近、銀行に行くことがありました。

名前を呼ばれていくと、窓口の女性はマスクをしていました。

目はやさしく笑っているようにもみえるのですが、な~んかイヤ。すっきりしません。

私に風邪がうつらないようにしてくれてるのかもしれないけれど、あなたのかわいいお顔がみたい!

じゃあ、考えてみて。

自分の大切な人。に、会うとき、マスクをかけたままで自分は平気?

ありえないけど、大好きな美智子様にお会いできるチャンスが私にあるとする。

私はマスク、絶対しません。とっても失礼だと思うから。

どんなに風邪ひいていても、おうつししないように細心の注意を払いながら。

マスクって、一種の自己防衛というか、自分を隠すというか、

だいたい、顔ってその人となりをあらわすでしょう?

面と向かった時、マスクしたまま対応されると、

「私はあなたに自分を見せたくありません。心を開きたくないです。」

って言われているような気がします。

もっとも、私は窓口の人にとっての「美智子様」ではないけれど。

私の娘には、人と会うときにはマスクを外してお話ししなさい!

と、きっぱりと言いますね。

さて、そういう私は歯科関係の人間。

マスクは切っても切れないもの。

いつもつけっぱなし。

初診の人が見えても、私、つけたまま話してたな。

面と向かって話すときはやっぱり、外したほうがいいよね。

外で患者さんと会った時、こちらが挨拶して、怪訝な顔をされることがあります。

もう長く通院して、気心の知れた患者さんなのに。

「んもう、おにむらヨ!」というと、

「あら~、いつもマスクしてるからわからなかった。マスクとると、きれいなんだ!」

なんて言われない言われない。(笑)

わからなかった、とはよく言われます。

ということで、これからうちの歯科でも気を付けるようにしよう。

どなたかそういうマスクマナー、広めてくださるといいな~と思うオバサンなのでした。







子供って天使

2014年12月16日 06時15分40秒 | 日記
最近、頭に焼き付いて離れないかわいい子供たちのお話を。


①この日曜日に、3歳の男の子を持つお母さんから聞いた話です。

日常の、何でもないときに、突然男の子(○○君)がこう言うんだそうです。

男の子「お母さんが世界で一番かわいい!」

お母さん「ありがとう。でも、○○君が一番かわいいよ!」

男の子「うんん、お母さん!」

お母さん「いえいえ、○○君!」

・・・・・・・・・・・

と、お互いにひじでつつき合いながら、二人で延々と褒め合いっこするんだそうです。

ああ、ふたりのうれしそうな顔が目に浮かびます。

いいな~~~~~!!なんて幸せな情景でしょう。



②今度はうちのスタッフの 1歳半の女の子メイちゃんの話。

お母さんであるスタッフがリンゴをむいてあげると、

メイちゃんは「お母さん、ありがとう!」と、深々と頭を下げてから食べるんだそうです。

かわいいな~~~!なんていい子なんだ!

お遊戯会では、舞台の上でうれしさのあまり、じっとしていられなくて、一人、舞台中をグルグル走り回っていたとのこと。

あら~、かわいかったろうな。みたかったな~!

おうちではお父さんが帰ってくる気配がすると、お母さんと目配せして、

「お父さんだ!」
と、隠れるんだそうです。

ありゃ~、かわいいな~~!!


③最後はスタッフの娘さん。小学校1年生のミーちゃんの話。

家で、海でとってきた小さな魚を飼っているそうで、時々ポリタンクをもって母子で海水を汲みに行くんだそうです。

ちょっと海の荒れた日、危ないのでスタッフだけが岬の先まで海水を汲みに行ったそうです。

すると大波が来て、なんと、スタッフは海に投げ出されたそうです。

命からがらスタッフがテトラポッドをつかんで上がってくるスタッフ。

浜辺でそれを見ていたミーちゃんは、

「ふれ~~~っ、ふれ~~~っ、○○〇(スタッフの名前)! フレフレ○○〇、フレフレ○○〇・・・」

と、ちょうど運動会時期で習ったばかりのエールを、力の限り、でそれも涙目になりながら、一生懸命に繰り返したそうです。

まあ、なんていい子なんだ! 

ちょっと、涙が出てしまいますね。



ああ・・・どの子もなんてかわいいんだ!!

お母さんと子どもの関係って、言葉にならないくらい、すばらしいものなんですね。

うちの子たちも、今の私のように余裕のある目で見たら、ものすごくかわいかったんだろうな!(テヘヘ・・・)

毎日の生活に追われて、黄金の日々を気づかなかったな。

なんてちょっと後悔したり。


何度も書いていますが、子育て中のお母さん。

あなた方は人生の黄金の日々を過ごしているんですぞ!

子育て、目いっぱい楽しんでください。

大変でしょうが、がんばって!

だって、子供がお膝に来てくれる時期なんて、ほんの数年なんだから。

うちの子たちなんか、いま、そばにおいで!って言っても近寄りもしないよ(泣笑)


ああ、ホントにかわいい子供たちの話でした。












働くお母さん

2014年12月15日 07時52分52秒 | 日記
今話題になっている、「大丈夫」のyou tube.

テレビで紹介していました。

働く子育て中のお母さんの、悩みと不安を凝縮したようなストーリになってました。

見ていて、子育て当時の自分の気持ち、そのままで、思わず、涙が出ました。

働く母親は心の隅に子供に対して何らかの負い目をもっている。子供は母親のそばにずっといたいのよね。

私は自分の勝手で仕事をし、子供たちを保育園に預けた。

子供たちをお迎えに行くと、必ず泣き出した。

寂しかったんだよね。

ごめんね。(涙)

自宅に帰ってから、子供たちを十分に満足させるような愛情を注げばよかったのだけれど、

何せ、母親である自分がまだ子供。

まとわりついて家事のジャマをする子供たちをしょっちゅう叱ったっけな。

バカバカバカ、私のばか!!

悩んだり苦しんだりしたけど、今思えば、それさえも私にとっては黄金の日々。

今大変なお母さんたち。

無理せずできる範囲で頑張って!

そう思いながら仕事場に行くと、

子育て中のスタッフが涙目になっていました。

彼女も今のテレビをちょうど見ていて、自分と一緒だと、胸を打たれたそうです。

「ほんとに私、ちゃんとやれてるのかな?」

「よくガンバってるじゃない。」

どうせ働くなら、割り切って。仕事も子育てもどっちも頑張れ!

手を伸ばせば、周りにはあなたを助けたいと思っている人たちが必ずいるよ!

世間は捨てたもんじゃないと私は思ってる。

甘えていいよ。何とかなるよ。

その御恩は

子育てが終わって今度はあなたが若い人に手を貸すことによって返していけばいい。

私も、無理はしなけど、できる範囲で手を差し伸べる準備、できてます。

みんなで子供たちを見守り、育てていこうじゃないか!

ガンバレ働くお母さんたち。

またやったね!

2014年12月13日 08時57分44秒 | 日記
うちのかわいいスタッフが結婚することになりました。

新生活を始めることですから、何か役に立つものは?と、押入れを探してみました。

あるある、タオル。バスタオル。木綿毛布。タオルケット。

あるあるあるある・・・

結婚するのは二人。独立して一人暮らしを始めた人が一人。

押入れの肥やしでいるより、使ってもらった方がいい。

荷物をスタッフの部屋にズンバイ運び込むと、押入れはすっきり。

それに、十数年も日の目を見なかった、いろんなものが出てきましたよ。

花瓶。お茶碗。お皿。急須。グラスセット。e.t.c.

そうそう、グラスは昔はぴんと来なかったけど、いまならOK.使いたい。

次々に出して食器棚に入れようと・・・

あ、手がすべって、ガッチャ~ン!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

出したばかりのグラスが、まだ一回も使っていないグラスが、私の大好きなコーヒーカップを巻き込んで・・・

みんなこわれてる~~~~(泣)友達からいただいたばかりのガラスのコップも・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・

あ”~~~~~~~、やっちまった・・・・

気落ちする私。破片を片付けながら、いつもの深い悲しみの沼に・・・

私ってダメ。いつもこう・・・

いや、まてよ。自分をダメって思う批判屋の私。これが、私のサブパーソナルの一つかもよ。

これが全てで私を代表する言葉じゃなかったはず。

今、ここを野口さんから学んでいるところじゃん。

それに、「これって本当に大変なことなのかい?」(斎藤ひとりさん)

「1センチの物を、1センチのものさしで測ってないか? 1センチの物は、100メートルのものさしで測っとけ。  

たいして気にならんぞ。」(佐々木将人さん「人生山河ここにあり」の著書

いろんな言葉がよぎります。

そうよ、このグラスが、悪いことを全部もって行ってくれたんだ!

感謝しなくちゃね。

そう、(小さく)思い・・・あきらめることにしました。

後はひかないようにしよう。

さようなら、大切なカップさん。まだお世話にもならなかったグラスさんたち。

あんなこんなで、自分を立て直し、考え直し、

高邁な哲人の考えを、こんなささいなことに使って、いいのかしら?

いいのよ、がんばらんね!と、自問自答しながら自分を叱咤激励するのでした。

ま、こんな風に暮らしています。はい。

ホッとした昨日

2014年12月12日 06時09分16秒 | 日記
先日の健康診断で、胃にあやしい個所がある。精密検査が必要。という知らせが来た主人。

「もしかしたら、来るべきものが来たかもしれないね。」

やっぱり不安は募ります。

病院にほとんどご縁のない私たち。

つてを頼って、早々に胃カメラその他、予約をお願いしました。

夫婦で話し合いました。

どんな結果が出ても静かにそれを受け入れよう。

最悪の時はその時で、あまりいじくりまわさずに精一杯のことをしよう。

まだ結果が出たわけではないから、必要以上に心配したり、騒ぎまくるのはやめよう。

ただ、覚悟だけはしておこう。心配は結果が出てからしよう。

寿命なら仕方ない。

いつかお別れが来るのはわかっていたけど、それが今かもしれないということ。

そういえば・・・

テレビなどで、

有名人が亡くなると、コメントを求められた人は、

「信じられません。」

と、亡くなった人を特別扱いにする。

そうコメントする人も、初めから人は死ぬもの、とわかっていたはず。

あなたも私もそう遠くない(長くても2~30年でしょ?)いつか、同じようにあちらの世界の人になる。

みんな一緒。先に逝かれただけ。

いつか来る。死ぬのも人生。

・・・・・・・・・・・

こんなことを考えながら、

でも、やっぱり心の隅にちょっと重いものを抱えながら、淡々と過ごしました。

そして昨日。

暗くなり始めたころに主人から電話が。

大丈夫だったとのこと。

「ああ、よかったね。」

電話を切ってから、やっぱりホッとしました。心の深いところで。

そうよね、今度のことで、私たちは、健康に異常があってもおかしくない年回りになった。ということ。

これからは自分たちの終焉を見据えながら生きていこう。と思う、よいきっかけになりました。

野口嘉則さんは言いました。

一期一会。これはまず、家族に使うもの。

これからの人生。

みんな仲良く。大切に。

言うべきことは言い、すべきことはしておこう。

早々に、子供たちに今度の件を初めてメールしました。

必要以上に心配かけないようにね。

結果が良かったからこんな風に書けるのであって、

もし悪かったら、大騒ぎしたかも。いや、するだろうな。なんせ、へなちょこだからね。

でも、人間的にもまだまだ、伸びしろがありすぎるままじゃあね・・・

ということで、死という宿題をこなすのは、先延ばしになりました。

何が起きても、人生を信じて。(フランクル博士)

そんな目標をもって、オバサンは今日も頑張る。