昨日の勉強会の講師はいちはら内科の市原先生でした。
医師として数えきれない程多くの死を見てこられた先生の、「生」とは?「死」とは?のお話です。先生の生死観、幸福観を話していただき非常に感銘を受けました!!
そして私自身たくさんの認識不足や誤解がありました。
その1)
私の母は胃がんでしたが、手術をしてから、QOL(生活の質)が急激に落ち、苦しみました。
もしかしたら、ガンと闘わず、手術しないという選択もあったのでは?・・・と、今でも心にひっかかっていました。
市原先生のお答えは、人として、一度は正面切ってガンと闘うことが必要ではないか?それでだめだったらそれはそれで受け入れる。というものでした。先生の患者さんで手術しないことを選択された方が、「それから」を長く苦しむのをみるのはつらいものがあった・・・ということでした。
その2)
むだな延命治療はしないで!
と、家族にはいつも話しています。
でもその意志をしっかり文章にして、すぐ手にするところに置いておかなければ、力を持たない。救急車を呼んで ほらここに!!と、手渡せるように。
その3)
いい死に方とは
一番安らかな死に方はガン末期に枯れ木のようになって、命のともしびが消えるがごとく人生の終焉を終える。ということでした。が、自分に残った最期のエネルギーを炭火の残り火のようにチロチロと燃やしつくして死ぬのですから、美しいまま死ぬ…というわけにはいきません。ヒポクラテス顔貌といって痩せて、目は落ちくぼみ、眼光鋭く、皮膚は土気色のカサカサとなっていくのだそうです。
美しく死んでいきたいと(どこがじゃ??)思っていた私は迷います。
昨夜は我が家で主人と、どうやって死んで行こうかという話に花が咲きました。
どんな死に方をするかは、神様のみぞ知ることです。私たちはその時その時、一生懸命に考えて結論を出し、これでよし!と、受け入れていくしかないですね。
人間足ることを知る・・・もし、その時がきたら、もっともっと・・・ではなく、覚悟を決めて淡々と、みなに感謝しながら死んでいきたいです。
なあんて、実際は大暴れして皆に迷惑掛けまくって悪態ついて・・・・なんてなったらどうしよう![E:crying]
その4)
健康とは?健康になるためには死んでもいい!?
現在は健康至上主義です。これって本当に正しいのでしょうか?等まだまだ深いお話がありましたが、長くなるのでまた、今度書きますね。
(注)一緒に聞いていた、あやちゃん、間違ったこと書いてたら教えてください!!へへへ[E:heart04]