心理学の話です。
ある人との関係において、なんかいつもイヤな思いをすることってないですか?
それはね・・・
①繰り返し繰り返し行われ・・・なんでいつもこうなるんだ?
どうしてあんな馬鹿なことを言ったんだろう(したんだろう)?
頭ではわかっているんだけど、その場になるとブレーキが効かなくなってしまう。
②いたずらに時間がかかってしまい、いつもと同じパターンを繰り返してしていることに気がつかない。(ああ、またやっちまったよ・・・)
③最後はいつもいや~な気分を味わってしまう人間関係。(やっぱり〇〇なんだ・・・)
結末は決まっている。そこに向かってまっしぐら・・・
表面的にはもっともらしいけど、裏には(本人も気が付かない)隠されたメッセージを秘めている。
私が、あなたが NOT OK を証明したい!
そんな人間関係を「心理ゲーム」と言います。
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どうですか?
心当たりないですか?
バーサマは子育て中。男の子たちが反抗期だったころ。
毎日のように、この「心理ゲーム」を繰り返していました。(笑)
母親である私に、男の子たちが反抗的な態度をとったり、罵詈雑言(笑)を言ったりすると、
超未熟だったバーサマは、そのたびごとに頭にきて、いちいち言い返したり、挙句の果て取っ組み合いをしたりしていました(笑)
そして、ひとあばれして、最後は・・・
哀しい、いや~~な思いだけが残る。
ほら、上の三つにぴったり当てはまる!!
そうなんです。
無意識のうちに、私も、あなたも、NOT OK !(私たちはダメ人間!)ということを証明しようとしていたわけです。
少し?大人になった今でも(笑)時々・・・いや、結構「心理ゲーム」をしていますね。(情けない)
で、この心理ゲームを辞める方法を書きますね。
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心理ゲームを辞める方法
①今の自分が心理ゲームの真っただ中にいることに気づく。
②心理ゲームでの役割(迫害者、犠牲者、救済者)を演じることを辞める。
③相手の役割が求める期待する反応 と、違う反応をする。
(裏の心は?仕掛け人の目的は?どんな利益があるの?)を、考える。
④否定的ストロークを肯定的ストロークに変える。
⑤これは「心理ゲーム」だよ!と、相手と話し合う。
⑥最悪の場合はその場から逃げ出す。
相手が心理学をかじっている場合は、お互いにすぐ気づけますけどね。
そうでない場合は、こちらの方で対処していく。
あまり頭が働かないときは、いったん、「心理ゲーム」の土俵から降りるのが手っ取り早いのでは?
そして、お互い冷静になった時に、よく話し合ってみるのがいいかもです。
ま、実際、そう簡単にはいかないですね。
お互いに、ストローク(人と人との関わり合い)が、プラスのストロークで満たされている人間関係では心理ゲームは起こりません。
ストローク不足であるがために、マイナスのストロークでもいいからストロークが欲しい。ということなのです。
ゲームの結末はいや~な思いで終わるとわかっていても、でも、・・・本当は落ち着くのです。
だって、いつもの慣れたやり方だから。
心理ゲームをやめるためには、忍耐や努力が必要だし、人として成長しなくてはなりません。
(心理ゲームをやめなければ、努力も忍耐もいらないし、人として成長しなくていいんですから・・・(笑))
最後に、バーサマの好きな、この言葉を書いて終わります。
「人は、無意識に、見知らぬ幸せよりも、なじみのある不幸を好む傾向にある。」
チャンチャン!!