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日々雑感。誰にでも必ず鬼は住んでいる。

パリのおばあさんの物語

2010年08月24日 | Weblog

            

            


   フランスで子どもから大人まで読みつがれている絵本。

   帯には、「ともかくも、と彼女は思います。やりたいこと全部できないのなら
   できることだけでもやっていくことだわ」と。

   そして、
   「一人ぼっちのおばあさんにも、陽気で忠実な連れがいます。
   とてもお喋りで、歌ったり、踊ったり・・・。
   そう、それはテレビです。

   テレビをつけるとおばあさんは、小さな我が家やキッチンを離れて
   遠い遠い世界の果てに旅をすることができます。

   ときには、こんなことも聞くのです。
   『戦争、クーデター、テロリズム、飢餓、亡命』 後略
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   おばあさんはユダヤ人。
   捕虜収容所のあの時代の人。家族がばらばらになった時代の人。

   それでも、鏡をのぞいて「なんて美しいの」とつぶやきます。
   わたしの人生の苦楽が刻まれた顔。と。
  
   なんだかとても勇気付けられる。
   baabaも白髪染めをやめるのはいつからにしようかね。
   それにね、病気の間の親友は・・・『テレビ』!

   きょうは、午後の英語教室。
   がんばって行ってこよう。

   

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