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日々雑感。誰にでも必ず鬼は住んでいる。

マンハッタン島(ニューヨーク)

2007年06月16日 | Weblog
NHKBSハイビジョン・BS7・BS11・で「ニューヨークまるごと72時間」が放送されている。
マンハッタン島には1620年最初にオランダ人が統治。その後イギリス人に占領されそのときに万里の長城のような城壁ができ、その名残が「ウォール街」だそうだ。
19世紀にグリットプラン(碁盤の目)により今のような区画ができた。

驚くのはスコップやつるはし一本からコツコツとはじまったということである。

セントラルパークはギャラリーのような公園をめざして何千人もの人が10年以上かけてできた造園芸術の最高傑作だそうだ。もとは沼地でささぐれた土地だったそうである。
公園を横切る車は公園から殆ど見えないように一段低く作られている。

そして、この公園を市民団体が運営管理している。
ニューヨーク市が財政困難なとき荒れ果てた公園を何とかしようとたった一人の女性が立ち上がったことから始まったそうである。今ではスタッフ270人と市民ボランティア。企業や個人の寄付などで賄っているそうである。

ただただ驚き感動するばかりである。

朝から思いもかけない嫌なことがあった。まったく自分の思いとはかけはなれた。
やれやれ。
そんなとき茂木健一郎のブログに「樹木はものを言わないけれども、中ではさまざまな生理作用が進行している。何も言わなくてもいいんだと思う。わかる時はわかるし、伝わる人には伝わる。たたずまいというものは、そんな感化作用を持つんじゃないか。
世間が遠く感じられる時。そのような精神状態の中には魂への祝福もまたあることをはっきりと悟る。」と書かれている。樹木に埋もれよう。樹のあるところに、住みたくなったから・・・だよね。



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