自殺

　　　ＮＨＫの調査報告ＳＴＡＰ細胞不正の真相を偶然みた。
　　　夜中だったので再放送だっただろう。

　　　かなり強い内容であった。
　　　「論文執筆の天才」といわれた笹井氏の協力が大きかったこと。
　　　その裏に米国特許本申請の締め切りが迫っていた事情。

　　　さらに笹井氏が実験の不備を知っていた可能性も示唆。

　　　番組内では、小保方氏と笹井氏のメールのやりとりも公表。
　　　男女のナレーターが感情たっぷりに読み上げる演出もあった。

　　　番組内では笹井氏について、「企業のニーズを聞いて予算を取るマルチタレント」　　　という論評も。
　　　マネージメント能力を評価。　　　

　　　などなど。

　　　笹井氏自殺の訃報が流れた時、咄嗟にこの番組を思い出した。
　　　ある種の「いじめ」のようなつくりになっていた。

　　　学者集団というか科学者集団というか、対応能力はお粗末なものだ。
　　　ど素人のbaabaでさえ、最初から「しっかりしろ！」と怒鳴りたかった。

　　　「ＳＴＡＰ細胞があるかないか」の問題と、「指導・組織」の問題は分けて考えるべきだ。
　　　特に後者は大人の判断が必要である。

　　　自殺は予想されたことだ。
　　　「意外だ」と蒼白になっている関係者大人たちは、まず自分の五感を磨くべきである。

　　　それにしても、日ごろの論文や実証の記録をもっと厳しくすべきは、当たり前のことだと思うのだが？

　　　余計なことだが・・・
　　　小保方さん、あなたは良くない。
　　　笹井氏の名誉を挽回したければ、必ず実験を成功させるべきだ。

　　　女は怖い！
　　　（ＮＨＫ番組に感化された？　いやいや、「女の感！」である。笑）