『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

初参加「リアル哲学カフェ」

2022年05月16日 | 手足を使う日々
今日、初めて
リアルな「哲学カフェ」というものに行ってきました。

これは私にとって何かわかんないけど大事だ、
という直観があって、オンラインで何度か参加し、さらに
「哲学カフェの開き方」なんて講座も受けてみたけど、
このご時世です。リアルは初めて。

いや〜、こういう感じなんだ〜。
初めての世界でした。

知的な感じの年齢層高めの男性と、
落ち着いた感じの上品な女性が、
12人くらいでテーブルを囲み、
ひとつのテーマについて話をする。

緊急事態だとか何だとかで、
久しぶりの開催だったそうですが、
ミドルエイジになって、
こういう時間を定期的に持つのって、
きっと楽しいだろうな〜。

それと、自分の新たな面の発見、
というか、「あ〜こんなんやったな〜」って、
苦笑と共に思い出した感覚もありました。

小さい頃、先生が大好きで、
授業中、発表したくて当ててもらいたくて、
わかんなくても「ハイハイ!」って
手を上げるような子どもだったことを!
あ~~、ハズカシ。

今は逆に、人の話を聞くのが結構好きで、
自分が何かの役割を持っている場では、
質問など挟みながら、
わりと話を聞かせてもらう事が多いんです。

この人は
どういう経験をして来られたのかな〜とか、
コレをどう考えるのかな〜とか、
なんでそう思ったんかな〜とか、
どこからその考えが出てきたのかな〜とか、
そういうのを聞かせてもらうのが大好きで。

でも、ハイ。
確かにしゃべりたがりの面もあったわ〜〜〜〜。
興味がない授業の時は、
机でエアピアノ弾いて浸ってたり、
本読んでたり、友達に手紙書いてたりもしてたけど。

責任や道徳心などはまだまだ育ってないのに、
自由や権利だけは敏感に求める、
気持ちに素直な、もとい、マナーの出来ていない、
元気な子どもでした。

今日、その感覚が復活してビックリ。
話が進むに連れ、
ウズウズとしゃべりたい事が出てきて。
そーゆーのも哲学カフェならでは、なのかしら(^^)。

ああ、それ私、前に考えてたわ、
(私にしゃべらせて)。
それは、関連するコレで話が広がりそう、
(私にしゃべらせて)。
話がズレてきたから戻したいよ~、
(私にしゃべらせて)…。

初めての参加なのに、失礼なことをしないよう、
場違いな事を言わないよう、必要以上に出過ぎないよう、
話の流れや人の言わんとすることを尊重するよう、
他の方への敬意を失わないよう、
別の意見はいいけど、人を否定しないよう…。

話したい気持ちと、場の流れとのバランスをはかりつつ、
そーっと控え目に出したコメントは、
ガシッと受け止めてもらい、
その言葉たちは、無事に成仏したのでした(^^)。

このような場を続けておられる方がいて、
毎回楽しみに参加される方がいて、
引退後もひとつのコミュニティが出来て。

そういうの、社会的にも
すごく役立ってる気がします。
ありがとうございました。
お世話になりました〜〜。

こういうの、あちこちに出来たらいいな~。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿