『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

「意識してない感覚」が探しあてた絵

2022年06月24日 | 哲楽cafe
哲楽cafe「ピーチクパーク」(←名前も決まった!)を
いよいよ夏から開始すべく、
「こんなの始めます!!」という資料を作っていました。

この場所は、人の反応を気にせずに
自分の考えをまっすぐ表現したり、
最後までちゃんと聞いてもらいながら、
それぞれの考えを自分で深めていく場。
人を責めること以外は何でも言っていい、
安心できる対話の場所、を目指しています。

という話をしている中で、
「社会にそんな場が必要ってことは、
友達のいない人が多いのかな?」
という素朴な疑問が上がりました。

友だちとの楽しいおしゃべりと、
ディベートや会議、そして私たちが目指す対話、
それぞれ、どう違う?

それを一枚にまとめてみようとした時、
「そーいえば、ヒントになる絵があったな」
と思い出したんですが、
何せ、10数冊の塊で本棚を閉める
テツガクカフェ本やファシリテーター本の中から、
目的の絵を探すなんて、…あり得ない。

けど、やっぱりなんか、
「絶対いいヒントだったはず」とムズムズして、
コレかな?と何冊かパラパラめくってみました。

本の大きさ、活字の並び、紙の質感、
本の中のどの辺のページだったか、
見開きのどのあたりに載っていたか…。

なんとなく、
「これかな、いや、違う、
もっと黒かったような(字のつまり具合)?
紙質はざらつきがあった気がする」などなど、
本を手に取ったり置いたりしながらパラパラ。

内容を読んでる時には、
まったく意識してなかったのに、
紙や字の顔立ち、触覚の情報が手掛かりになって、
なんと! 2分もかからず、
目的の絵を発見したのでした!!!!

うっそ~。
すご~~~~~~!!!!!!

やっぱしさ~、そう考えたら、
感覚を育てたい子どもの頃には、
紙の絵本とか、電子じゃないおもちゃが
ふさわしいな~と思うなー。

まぁ、この結論は後付けですが、
「無意識に受け取ってるものを
バカにしてはいけない!」
というのは実感でした。


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