25%削減実現させよう

温室効果ガスを2020年までに25%削減を実現させるため、温暖化が起こるそもそもと実現への提言をしています。

温室効果ガス削減「中期目標」とはなに?

2010年05月17日 | 日記
連載12  温室効果ガス削減「中期目標」とはなに?
「温室効果ガス排出削減に関する中期目標」とは前政権が政府の温暖化対策の土台となる目標を定めたものです。6つの選択肢が併記されました。下記図は2020年25%削減を目標にした場合、どうなるかを示した選択肢⑥です。
この選択肢について政府は2009年4月20日「意見交換会」を開き、27日に発表したのが「温室効果ガス排出削減に関する中期目標」です。
選択肢6について
選択肢6は、鳩山内閣が公約した1990年比、2020年25%削減を想定した内容です。選択肢⑥はほぼすべての機器等を最先端のものにする。その場合、光熱費の上昇や省エネ機器の購入負担等により、選択肢①よりもGDP3.2~6.0%減、失業者数77~120万人増、世帯当たり可処分所得22~77万円減と経済成長を圧迫するとします。読むと「支持できない」気持ちにさせます。産業界はこぞって選択肢6を否定しました。前政権も6は無理・無茶としました。しかし現政権は選択肢6(2022年25%削減)を選択しました。
世界の科学者が地球温暖化の現状、将来予測をした結果、地球温暖化はこの100年で急速に進んでいること。もし4℃上昇すると被害は天文学的数字になり、緩和策を強めて上昇を2℃にとどめ、対応策を取れば再生可能、持続可能社会はめざせるとしました。
2020年25%削減は科学の警告を真摯に受け止めた結果です。現在の温暖化の主要な原因は産業界の活動によるものです。そのことを考えれば結果責任があり、産業界は科学の警告を真摯に受け止めて取り組んでこそ国際社会から支持を受けます。世界のリーダにふさわしいです。
★連載12全文、表・図・写真は「25削減実現しよう会」(http://www.h4.dion.ne.jp/~ootani44/)にあります。容量が大きいのでパソコンからお入りください。

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