先月の連休前、再びアオリイカを釣りに知多半島へ出かけてきました。
当日は、風も穏やかで潮目もくっきり。この時期、アオリイカは産卵のため、岸近くにある藻の周辺に寄ってきます。
それを、エギで釣る!
しかぁし…。
藻が多すぎる!!!
これでは、エギが藻に引っかかるではないかあ。
案の定、一本失ってしまいガックリ。
アタリらしきものは、何回かあったのに…。
親イカを釣るのは難しいのですが、釣れた時の小躍りワクワクを目指して、これからもチャレンジします。
日が暮れた頃、場所を堤防から港に移動。
港内を丁寧に探っていきます。
すると・・・
竿先にずっしりと何かがアタリが!
これは、ワカメでも藻でもない生き物のアタリ。
き、きたぁ!とうとうアオリイカがきた~!
しかし、竿先はしなるばかりで、アオリイカが逃げようとするアクションが伝わってこない・・・。
変だな~と思いつつもリールを巻く。
すると・・・
んじゃこりゃあ~!!!
な、なんなんだこの生き物は!?
イソギンチャクでもないし、ムニョムニョ動いているから確かに生き物なんだけど。
ひょっとして、アメフラシ?
それにしても、グ、グ、グロい!!!
エギの針もすっかり飲み込まれている~。
仕方なしに、プライヤーで針を引っこ抜きます。
い、痛え、痛えじゃねえか!!!
アメフラシ氏がそう言って、一層ムニョムニョ動きます。
悪戦苦闘の後、なんとか針がとれる。
でも、これってどうやって逃がすの!?
足で蹴るのはさすがに心外だろうなあ。
幸いにも、近くに竹棒が転がっていたので、ちょいと拝借してグイグイと押す。
アメフラシ氏は、ジャッポ~ン!!とけたたましい波しぶきを上げて、海底へと沈んでいったのでした。
あ~あ、釣れねえなあ、本命は。
ここまでくると、自分のテクニックに自信がなくなってくらあ。
※ 後日、初心に帰り、同じ場所でゴカイをエサにウキ釣りしたところ、セイゴ・メバルが大量に釣れました。
やれやれ。