JUN ROAD Ⅲ ~ラテン系半島人~

アナタがかつて 描いた「その日」共にHuntしてまいりましょう !

ナマコが釣れたぁ

2015年04月16日 | 日記・エッセイ・コラム


 今年の春は雨が多く、昼夜の寒暖差がある毎日が続いてます。

 皆さんはいかがお過ごしですか?


  僕は先日、蒲郡の西浦温泉近くにある堤防へ釣りにでかけてきました。


  久しぶりにエギング!

  エギングって、皆さんご存知ですか?

  エギという疑似餌を使ってイカを釣る方法です。

  

 
  上の写真がエギです。色や模様が多彩なのは、晴天や曇り、昼間か夜間によって使い分けるためです。

 
  釣りの不得手な方が、このブログを読んでくださっているかもしれないので、簡単に説明しまっす!



  エギは、PEラインという服を縫う糸のような釣り糸の先に結びます。

  通常、魚釣りに使用する釣り糸は、強度のあるナイロンやカーボンで作られてます。

しかし、イカは魚よりも柔らかい生き物なので、これらの糸で釣ると、合わせた時にイカの足がちぎれてしまう。


  だから、PEラインを使用します。

  ラインはリールに巻かれ、リールはよくしなる釣り竿につける。

 
そこで、釣り竿をやや後ろに振りかぶって、ちょうど野球のボールの投げるように「シュッ」と前方に投げる格好をする。

  当たり前ですが、釣り竿まで投げません。

  あくまで投げる動作です。

  すると、エギの重さと釣り竿を投げた反動を利用して、PEラインが「シュラシュシュシュ~」と飛んでいく。

 
 海面に着水したら、10秒~20秒ほど数えます。その間、エギは海の底へ底へと沈んでいきます。

  その後、ゆっくりとリールを回して~。

  エギは、リールをただ巻くだけでも、海中をユラユラと泳いでくれます。

  しか~し、ここはイカに「食べて!」とアピールするためにシャクリを入れます。


  シャクリ!?

  一気に食べ過ぎるとヒックヒック。

  それはシャックリです。


シャクリとは、釣り竿を上方へシュッシュッとしならせる釣り方。

  シャクリをいれると、その度にエギがヒュンヒュンと縦横無尽に動き回ります。

  その姿をイカが見て、「おっ、美味そうなエビが泳いでるじゃん!」と思ってくれたらしめたもの。


 イカがエギにとりつくと、竿先にその重さが伝わってきます。

  食いが良いと、竿がしなるので明らかに分かります。

そうなったら、釣り竿を軽く上へシュッとしならせ、合わせる。

  合わせとは、釣り針にうまく獲物を引っかける、イカの場合はイカ足を針に引っかけることです。


とまあ、エギングの説明でした。



今回は、初めて訪れた場所で、海水温も低かったため、まだシーズンには少し早すぎた感じでしたが・・・。


  リールを巻いていると、何やらおも~いアタリが!

ん!?藻に引っかけた?いやちがう、明らかに生き物の気配がする!

  ひょっとして、アオリイカか!!!

ドキドキしながらリールを巻いて巻いて~。


   

  んじゃこりゃ~あああ!!!


  釣れたのは、なんとナマコ。それも、大人の手のひらから軽くこぼれ落ちそうな大物!

  ちなみに、ナマコは酢の物にて食べる、知る人ぞ知る珍味です。


学生時代、海苔養殖のアルバイトをしていた時、親方が素手で捕まえ、小母さんが手際よく包丁で刻んで酢の物にしてくれたことを覚えています。

  コリコリとして美味しかった?

  ん~味は忘れてしまった・・・。

  それよりも、グロテスクな生き物が食卓に上がってきて、「魚魚魚」とびっくりした感じをよく覚えてます。


そんな生き物がまさかエギで釣れるとは!

  しかも2匹!

  肝心のアオリイカは、アタリすらなかったのに・・・。


  釣ったナマコは・・・、その容姿にまたもやたじろいでしまい(ナマコ氏すまぬ)さばく気には毛頭なれずリリース。


  本命はまた次回。


   



  アオリイカのシーズンはこれから。


  釣れた時には、このブログでお伝えしまっす!

  

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