こげ茶のレザージャケットにデニムのコーデ

こげ茶のレザージャケットにデニムのコーデ。誰が着ても平凡なイメージになりがちです。かといってニットや襟付きシャツに合わせるのは奇妙な雰囲気になってしまいます。そもそも革ジャンは秋や春の涼しい季節にＴシャツの上に羽織るものと考えたほうがいいようです。黒いラーダースジャケットに白いグラフィックプリントＴというのは定番のスタイルですが、焦げ茶の場合はグレーのＴシャツが落ち着いた雰囲気になっていいようです。
色のコントラストがない分、レタードＴの文字は大きく、Ｔシャツが主役になるくらいの意識で。グレーが暗くなればなるほどデニムの存在感が重要になります。
こげ茶とブルーはよく合う着見合わせです。このコーデのようにグレーでつなぐ着こなしというのもシックな雰囲気でいい感じです。
バイクに乗らない人も　休日の散歩着に気軽にレザーブルゾンを羽織ってみたらいかがでしょうか。

レザージャケット　　ポロラルフローレン
Ｔシャツ　　ＺＡＲＡ
デニム　　　ＣＰカンパニー
ベルト　　　ジョルジオ・アルマーニ

こげ茶のニットジャケットの着こなし

ショールカラーのニットジャケット。大人の雰囲気に惹かれて買ったものの着こなしは意外と難しいと思う人が多いのではないでしょうか。ケーブル編みなどの模様編みを生かすなら、柄モノでなく無地で合わせるのがいいでしょう。茶色とは実は赤系の色で茶と青はよくなじみます。インナーに白シャツを持って来れば、「赤（茶）青、白」のトリコロール配色の変形。写真はインナーのデニムシャツがちょっと暗めですが図版のように鮮やかなデニムシャツだと茶色が引き立ちます。
デニムに白Ｔシャツにデニムシャツを羽織りさらにニットジャケットを重ねたこのスタイルはみるからにくつろいだ着こなしです。腰に巻いたニットはグリーン系ですが多色使いでも明度をあわせているので違和感がありません。
散歩着からトラベルウエアまで幅広く使えるコーデです。
ニットジャケット　　ポールスミス
デニムシャツ　　　　ルイヴィトン
Ｔシャツ　　　　　　クワトロッチ　
デニム　　　　　　　ＤＩＥＳＥＬ
腰に巻いたニット　　コムデギャルソンオム

焦げ茶のジャケットをトリコロール配色で着こなす

焦げ茶のジャケットを扱うと一気に季節が秋になった感じです。実は
メンズショップでもメンズ雑誌でもこんな雰囲気のツィードジャケットが
幅をきかせています。
写真はメルトン地の焦げ茶のＣＰＯジャケットです。ＣＰＯジャケットは
シャツ仕立てですが、厚手の生地に裏地をつけてジャケットのように
着られる便利なもの。
今回も茶系ですからブルーと白とのトリコロール（赤・青・白）配色。
茶色が赤系であることネイビーが青系であることを忘れるほど暗さの勝る
二色ですが、他の色を排して着こなせばとてもシックにまとまります。
図版は肩からネイビーのセーターを掛けていますが、写真ではネイビーの
ナイロンパーカーにしました。中に着たデニムシャツも濃紺。
秋冬に白いパンツを穿くのはちょっと気おくれするものですが、この例のように
濃いめのジャケットに濃いめにインナーを着た時はいわば定石の手法。下手に
ベージュのパンツなどもってくるよりジャケットの色を引き立てるものです。
またややもすると老け込んでみえるジャケットのイメージをスポーティに甦らせ
ます。
こんな格好で秋冬の服でも探しに街にでかけてみたい気分です。

ＣＰＯジャケット　ルイ・ヴィトン
デニムシャツ　　ルイ・ヴィトン
肩に掛けたナイロンジャンパー　ＪＵＮＭＥＮ
パンツ　ＰＴ０１

赤茶のジャケットの着こなし

オレンジっぽい赤茶のニットジャケット。茶系には色落ちデニムの鉄則にのっとり残りは白と茶以外使わない。それでいいのですが、ジャケットの色味が強いのでシャツは白よりオフホワイトか明るいグレーがいいでしょう。
それにしても赤茶というのは、白やグレーやベージュを合わせる以外に着こなしが難しい色です。赤と考えて「赤・白・青」のトリコロールの配色ならば楽にまとまります。ジャケットが焦げ茶のレザーブルゾンでも焦げ茶と白のチェックのジャケットに代わっても同じことです。
ジャケット　ＲＯＧＡＮ　ＨＯＭＥ
シャツ　　　ＪＵＮＲＥＤ
デニム　　　ＤＩＥＳＥＬ
ベルト　　　ポロ・ラルフローレン