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救命病棟24時・Ⅲ・第2話
救命医・進藤の涙です。
★~ほにゃらかの感想~★
最初は、地元の開業医へ患者が集中し、やがて大病院へなだれ込む。
大震災が起こったら、そういうものなのかもしれない。
道路が寸断され、車などでの搬送が不可能な状態では、
重傷な患者ほど、遠くの病院へつれて行くのは困難になるのだろう。
そういう感じがよく出ていると思った。
進藤先生の「救える命」優先の理論は、
禅問答か、海原雄山(美味しんぼ)の話か思いました。
今回は、男性看護師の佐倉演じる大泉くん(水曜どうでしょう)が
とっても良い味を出してました。
なんでこの人を抜擢したんだろうと思ってましたが、
宮迫を超えるかもしれませんよ。
★~ここからは、あらすじです~★
これからビデオなどでご覧になる方は、
今は読まないでください。
地元の開業医のところへ怪我人を運んで行くと、
そこには多くの怪我人が外まであふれ出し、
ひどいパニック状態になっていた。
自分が救命医であることを名のった進藤は、
そこの患者の治療を買って出る。
しかし、一人でも多くの「救える命」を救うため、
「軽傷の患者には自力で他の病院へ」行く事を指示、
逆に、「もう見込みのない患者には、あきらめてくれ」と宣告。
そのために、脳ヘルニアで手遅れの状態で運ばれた年配の女性は、
そのまま放置することになり、やがて亡くなってしまう。
進藤のいる河野医院に、衆議院議員の寺泉(仲村トオル)が、
足に怪我をした妻を背負って来院。
寺泉は衆議院議員の職を笠に着て、「自分の妻を先に」と頼むが
重体の患者を優先し、「他の病院へ行ってくれ」と言う進藤。
自分の頼みを聞き入れてもらえないことに怒った寺泉は、
河野医院の外で不満に思いながら待っている患者たちに向かって、
「ここにいる進藤という医者はダメだ。」と言いふらす。
そこへ出てきた進藤は、
「少しでも早く患者を大きな病院へ運べるよう、
ヘリを要請するなど、協力してくれ」と寺泉に頼むが、寺泉は
「それは都知事の仕事で、衆議院議員の権限ではない」と言い放つ。
進藤はあきらめて、外に待っている患者のトリアージを始める。
80%の熱傷の患者に、「ここで治療するのは無理だ」という進藤に、
一人の男が殴りかかるが、その時、進藤の目に涙が。
あふれる涙をこらえながら、進藤は言う。
「殴りたければ殴ってくれ。
でも、一人でも多くの救える命を救うために、
俺はこの方法を変えない。
それよりも、動く事が出来るなら、助けを待っている人を
助けに行ってやってくれ。
今はみんなが被災者なんだ。
ここにいる河野先生の奥さんも、行方不明なんだ。」
すると、その男や周囲の人たちは、我に返り、
動ける人たちは、救助を待っている誰かのために歩き出す。
一方、楓(松嶋菜々子)の病院は、河野医院とは対照的だった。
最初はパニック状態に陥ったものの、自家発電で救命に必要な機器は作動。
落ち着きを取り戻す。
病院のスタッフも、入院患者も、とくに大きな怪我などはなかった。
多くの患者が運ばれて来るものと思い、待機していたが、
来る患者は数もまばらで、軽傷者ばかり。
そんな中、家のことも心配だから帰るという人間が現れ、
それに釣られて、他のスタッフもぞろぞろと帰宅してしまう。
楓は婚約者(石黒賢)のことが気にかかっていたが、
やっと通じた携帯電話も留守電状態で、応答がない。
楓の心に、婚約者を探しに行きたいという迷いが…。
そこへ、進藤が応急処置をした患者が運ばれて来る。
その応急処置をしたカルテ代わりのメモを見て、楓は目を見張る。
進藤のサインをそこに見たからだ。そして楓は言う。
「ここに残るわ。こんな時にここを離れたら、
救命医をしている意味がない」
それを聞いた他のスタッフも、「やらなければ」という決意の表情に。
☆注意☆
上のあらすじの中のせりふは、私の記憶の範囲なので、
少々解釈も入っており、正確なものではありません。
☆フジ系「救命病棟24時」第3シリーズ の 公式HPはこちら。
救命医・進藤の涙です。
★~ほにゃらかの感想~★
最初は、地元の開業医へ患者が集中し、やがて大病院へなだれ込む。
大震災が起こったら、そういうものなのかもしれない。
道路が寸断され、車などでの搬送が不可能な状態では、
重傷な患者ほど、遠くの病院へつれて行くのは困難になるのだろう。
そういう感じがよく出ていると思った。
進藤先生の「救える命」優先の理論は、
禅問答か、海原雄山(美味しんぼ)の話か思いました。
今回は、男性看護師の佐倉演じる大泉くん(水曜どうでしょう)が
とっても良い味を出してました。
なんでこの人を抜擢したんだろうと思ってましたが、
宮迫を超えるかもしれませんよ。
★~ここからは、あらすじです~★
これからビデオなどでご覧になる方は、
今は読まないでください。
地元の開業医のところへ怪我人を運んで行くと、
そこには多くの怪我人が外まであふれ出し、
ひどいパニック状態になっていた。
自分が救命医であることを名のった進藤は、
そこの患者の治療を買って出る。
しかし、一人でも多くの「救える命」を救うため、
「軽傷の患者には自力で他の病院へ」行く事を指示、
逆に、「もう見込みのない患者には、あきらめてくれ」と宣告。
そのために、脳ヘルニアで手遅れの状態で運ばれた年配の女性は、
そのまま放置することになり、やがて亡くなってしまう。
進藤のいる河野医院に、衆議院議員の寺泉(仲村トオル)が、
足に怪我をした妻を背負って来院。
寺泉は衆議院議員の職を笠に着て、「自分の妻を先に」と頼むが
重体の患者を優先し、「他の病院へ行ってくれ」と言う進藤。
自分の頼みを聞き入れてもらえないことに怒った寺泉は、
河野医院の外で不満に思いながら待っている患者たちに向かって、
「ここにいる進藤という医者はダメだ。」と言いふらす。
そこへ出てきた進藤は、
「少しでも早く患者を大きな病院へ運べるよう、
ヘリを要請するなど、協力してくれ」と寺泉に頼むが、寺泉は
「それは都知事の仕事で、衆議院議員の権限ではない」と言い放つ。
進藤はあきらめて、外に待っている患者のトリアージを始める。
80%の熱傷の患者に、「ここで治療するのは無理だ」という進藤に、
一人の男が殴りかかるが、その時、進藤の目に涙が。
あふれる涙をこらえながら、進藤は言う。
「殴りたければ殴ってくれ。
でも、一人でも多くの救える命を救うために、
俺はこの方法を変えない。
それよりも、動く事が出来るなら、助けを待っている人を
助けに行ってやってくれ。
今はみんなが被災者なんだ。
ここにいる河野先生の奥さんも、行方不明なんだ。」
すると、その男や周囲の人たちは、我に返り、
動ける人たちは、救助を待っている誰かのために歩き出す。
一方、楓(松嶋菜々子)の病院は、河野医院とは対照的だった。
最初はパニック状態に陥ったものの、自家発電で救命に必要な機器は作動。
落ち着きを取り戻す。
病院のスタッフも、入院患者も、とくに大きな怪我などはなかった。
多くの患者が運ばれて来るものと思い、待機していたが、
来る患者は数もまばらで、軽傷者ばかり。
そんな中、家のことも心配だから帰るという人間が現れ、
それに釣られて、他のスタッフもぞろぞろと帰宅してしまう。
楓は婚約者(石黒賢)のことが気にかかっていたが、
やっと通じた携帯電話も留守電状態で、応答がない。
楓の心に、婚約者を探しに行きたいという迷いが…。
そこへ、進藤が応急処置をした患者が運ばれて来る。
その応急処置をしたカルテ代わりのメモを見て、楓は目を見張る。
進藤のサインをそこに見たからだ。そして楓は言う。
「ここに残るわ。こんな時にここを離れたら、
救命医をしている意味がない」
それを聞いた他のスタッフも、「やらなければ」という決意の表情に。
☆注意☆
上のあらすじの中のせりふは、私の記憶の範囲なので、
少々解釈も入っており、正確なものではありません。
☆フジ系「救命病棟24時」第3シリーズ の 公式HPはこちら。
大地震だなんて想定は大げさに感じるけれど、起こりうる大災害と考えて今回のドラマスタッフが考えられる限りのシチュエーションをふんだんに盛り込んでドラマ制作をしているのがよく分かるね。
同じシリーズということにこだわってしまうと
少し地味な感じもするけれど、
別の物と考えると、なかなか良くできているよね。